勉強面には、母はかなりの不安を持ちつつも、毎日楽しそうに通学している幼男子君。
果たして幼男子は、どの位学校生活を満喫しているのか。
何とうちの子「文化祭実行委員」です
大事な事なので、もう一度言います。
うちの子「文化祭実行委員」です
小学校、ひいては保育園の頃から、目立つのは大嫌い、引っ込み思案で内向的だった幼男子君。迷言は
「やらなきゃいけない事をやるだけで大変なのに、やらなくても良い事までやりたくない」
自身の迷言に忠実に従い、劇の会では常に一番目立たず楽そうな役どころに立候補し、合唱会では二列目の目立たぬ端にぼーっと佇み、死んだ魚の様な目をして、全て口パクで通して来た我が子。
口パクしかして来なかったから、うちの子小学校の校歌が歌えないのですよ。います?こんな子
そんな我が子が「文化祭実行委員」
母は、ひっくり返りそうになりました。
「どうしたの。何があったの。何で?」
「別に。楽しそうだし、やってみようかなあ、と。部活では展示品の製作に、当日は物販も頑張らなきゃだし、実行委員の仕事も有るし、大忙しだよ。
物販は、先輩が張り切ってノルマを去年の1.5倍に設定したから、顧問からのノルマ達成への圧が強くて大変だよ」
幼男子の部活の物販は、食べ物の屋台をやります
「君、不器用で鈍臭いけれど、食べ物の屋台なんて大丈夫?
床に落としちゃ駄目よ、お釣りを間違えないか心配だわ。
ああ、母がお手伝いしたい」
過保護ヘリコ母、飛んでいきたい
「物販の利益が部費に充てられるから、どの部活もやる気が凄いよ。
もし仕入れた材料が売り切れなかったら、部の負担となり顧問から無茶苦茶怒られる」
「何ですって。保護者としていっぱい買っちゃうわ。
子供達がそんなに一生懸命なら、全ての物販のお店から買うちゃる、買うちゃる。
特に、幼男子の部の物販は大人買いよ」
「ママ、文化祭に行くの?」
「当たり前やん。学校が募集していたお手伝いに応募したから、当日は微力ながら頑張るわ。
お手伝いの時間よりも早くに行って、物販を買いまくるわ」
文化祭に行って、密かにやりたい事がもう一つ。
それは学校グッズの購入。
実は、進学先の文化祭には行った事が無く、それ故、学校グッズが家に無くて、常々淋しいなあ、と思っていました。
桜の散った学校、受験すら諦めて桜を散らすチャンスすら無かった学校のグッズなら、沢山有ります
この間、幼男子が無言で桜の散った学校のボールペンを捨てていたわ
だから、是非とも進学先の学校グッズを沢山買い込みたい。
ところで、新学期早々毎日本当に忙しそうだが、肝心のお勉強はいかがかしら。
「もう今は、それどころじゃないよ。
そんなの、後回し後回し」
いや、やろうよ勉強。
このまま永遠の後回しになりそうで、怖いよ。