本番前日まで、1日に熱望校を受験するか、それとも第二志望校を受験するかで迷っていた我が家。
TOMASは、熱望校受験推し(散々、熱望校の過去問をみて頂いていたので)早稲アカの意見は、第二志望校を1日、2日と受けて確実に合格を貰った上で4日に熱望校を受験するべき、でした。
未だ決心がつかない私に、早稲アカの熱血校長より入電。
「散々、過去問をやって分かっていると思いますが、幼男子は基礎はよく出来る。
しかし、応用力が無い。これが、偏差値60以上の学校の過去問となると、途端に点数が取れなくなる原因です」
「それは、私も感じていました。
50台の学校と60台の学校では、急に問題の難易度が変わり、そして受験者層が変わるから、60台の学校だと一教科でもやらかすと、合格最低点が取れなくなるな、と。
正直、そこが我が子の地頭の限界だな、とも思います。
先生、60の壁でもこんなに分厚いのに、65以上の学校なんて、私からすると化け物級です。
賢い子は、とことん賢いのですね」
「このタイミングで言う事ではありませんが、中学受験が全てでは無いですよ。
幼男子は、本当に苦労していたし、彼の特性上普通のお子さんよりも、ずっと大変だったと思います。
彼が、ここまで走れたのは間違いなく100%お母様のお陰です。
4日に気持ち良く挑む為にも、第二志望校は確実に合格を頂きましょう」
電話を切った後、幼男子に熱血校長の意向を伝えました。
「うちも、熱望校はかなり厳しいと感じている。性格的にも落ちたら落ち込むし、1日は第二志望校を受験する。
二日続けて受けたら、第二志望校には合格貰えると思うし」
「了解。じゃあ、1日、2日で確実に合格を取ろう。そして、テンションが高いまま4日の熱望校に挑もう」
「第二志望校は、優しい雰囲気だし鉄研も大きいし、通いたいよ。
絶対に、合格するぞ」
思えば、この時意気込みが強過ぎたのかも知れません。
そして、気合が空回りしてしまったのでしょう。
嵐の吹き荒れる展開の序章でした。