先日、TOMASに理科の質問に行って来た息子。
「ねえ、ちゃんとドッペルゲンガー効果について教えて貰った?」
「はっ?何それ。
ドッペルゲンガー効果って」
「えー、光と音の分野やん。
ドッペルゲンガー効果が分からないから、聞きに行ったのでしょ。しっかりしてよ」
「それって、ドップラー効果のこと?」
「あっ、そうだ。ドップラー効果だ。
ちょっと待て。私、この間柔和先生と電話をした時、ドッペルゲンガー効果が分かっていないみたいで、と言ったわ。
何なら、連絡ノートにも(ドッペルゲンガー効果が苦手なようです)と書いたわ」
「えっ、まじで。バカ丸出しだわ、それ。
うわあ、連絡ノートにドッペルゲンガー効果って書いてあるし」
「きゃーっ、恥ずかしい。
先生、メモを見て何も言っていなかった?」
「何も言わずに、普通にドップラー効果について教えてくれたよ」
先生、あんたプロだよ。さすがだよ。
心の中で爆笑しながら、おくびにも出さずドッペルゲンガー効果をドップラー効果と入れ替えて教えて下さるなんて。
大体何だよ。ドッペルゲンガー効果って。
ドッペルゲンガー現象やん。
そもそも、ドしか合ってへんし。
「くうう、今迄築いて来た理系の理知的なママのイメージが損なわれるう」
「大丈夫だよ。安心して。
初めから、誰も思っていないから。
ママは、顔からして文系だよ。
ママって、本当に理科が嫌いだよねえ。
うちが、理科の勉強をしていると、隣でよく居眠りをするし」
「ママは、理科と難しい算数の問題を見ると、たちどころに睡魔に襲われるという、不治の病なの。ゲホゲホ」
「それ、うちが国語の長文を見ると、頭がぼーっとして、何が書いてあるのか分からなくなるのと同じだね」
「あかん、あんたはあかん。
今すぐ治せ、その病。治すんや」
そう言えば、以前TOMASの面談で
「熱望校が好き過ぎて、私が入りたいです」
と言ったら
「お母さんが入学しようと思ったら、うちに週20時間以上は来て貰わないと」
と憐憫を込めた眼差しと共に、言われたのだけれど、もしかして私はこれまで恥ずかしい発言を他にも繰り返して来たのかしら![]()
柔和先生とか絶対「あのドッペルゲンガーママに電話しよ」とか思っているやん。
TOMASで私のあだ名、ドッペルゲンガーママやん。
いや、ドッペルゲンガーBBAかもしれぬ
入試前日に、何とも締まらない。情けない。
そして、これからTOMASに電話をするの恥ずかしい![]()
ドッペルゲンガーBBAから着信だ、とか思われてそう
皆様も、恥ずかしいエピソードが有れば、是非教えて下さい。
ガチガチの緊張を、笑いでほぐして、いざ出陣。