最近、ずっと熱望校の過去問ばかりをやっていた親子。
行きたい学校なのに、何年分やっても合格最低点に届かない。
7回やって、合格者最低点をわずかに超えたのは2回だけ。
あと数点じゃん、惜しい、頑張ろう、と言っていた。
なのに、他の年度をやってみたら合格最低点−70点
絶望のあまり、天を仰ぐ母。
俯いて涙ぐむ幼男子。
何でこんなに空欄が多いの、何か書こう、と言っているよね、いつになったら時間配分が出来るの、と眉をつり上げて責める母。
親子で過去問に向き合うのが怖くなり、上手くいっていた筈の第四志望校の過去問まで、合格最低点に届かなくなり……。
ここまで来てこの状況、どうしよう。
どこにも合格を頂けなかったら、どうしよう。
三年間捧げた結果が出なかったら、この子はどうなってしまうのだろう。
今さらだけれど、一度行ってピンとこなかった家から激近校(共学)も、もう一度見てみたい。
そして昨日、激近校の入試体験会に参加してみました。
息子が問題を解いている間、母は説明会に参加。
結果、やはりピンとは来ませんでした
この学校に、息子が楽しく通うイメージが湧いて来ない。幼くコミュニケーションが苦手で、出来ない事が多い幼男子には、やはりゆとりの有る眼差しで見守って下さる男子校が合っているよなあ、と再認識。
出て来た息子に感想を聞くと
「先生の説明も上手くないし、周りの子にもピンと来なかった。
やはり、熱望校とか第二志望校との温度差は凄くある」
との事。
じゃあ、校長に言われた通り、必死に頑張らないといけないね。
あと二ヶ月間、やるぞ、と帰宅して第二志望校の過去問に挑戦。
結果、過去問で久しぶりに合格者平均点を上回りました
その時の息子のぱっと輝いた顔色、本当にほっとした表情に、胸がつかれました。
ああ、分かってはいたけれど、本当にこの子は不安で押し潰されそうなのだな。
大人の私だって、こんなに不安だから、当然だよな。自信を喪失する結果はがりが続いて辛いけれど、過去問の出来に一喜一憂してはいけないと言うけれど、それでも少しでも気持ちが盛り上がる結果は、本当に嬉しい。
これで、少しでも自信を取り戻してくれます様に。
大いに大いに息子を褒めた昨夜。
今朝は、眠い目をこすりながら初の首都圏模試、そして最後の模試に向かって行きました。
頑張れ、幼男子。
頑張れ、必死に頑張っている子供達。