あと4ヶ月もないのに、夏休み明けから続く悪い悪い模試の結果。

どこの学校からも、合格を頂けなかったら、どうしよう。

夏休み、算数ばかりをやっていたのが悪かったのか。

塾が、これだけ成績が下降していても連絡もくれず、折り返しの電話すらくれないのは、うちの息子が実績にもならないお客様だからか(多分これは当たっている)

もうブログを書くのも、辛いな。フェードアウトしたいな。


そんなマイナス思考に取り憑かれていた私ですが、気持ちが浮上出来たのは、このブログのお陰です。


共感や励ましのコメント、アドバイスのメッセージを下さった先輩パパ様、本当にありがとうございます。


昨日、やはり悪い偏差値を一人で確認して少し泣きました。

低い低い合格確率を見て、がっくりと落ち込み、また志望校を下げないと無理なのかな。もう合格を下さる学校なら、どこでも良いな、とさえ思いました。


でも大分前に書いた記事に、落ち込んでいる私に、凄いタイミングで一緒に闘うブロ友さんから「この学校、素敵ですよね。何がなんでも諦めたくない」とコメントを頂いたのです。


ああ、そうだった。私は、大好きな学校、絶対に息子に通わせたい学校が有ったのだ。

諦めてたまるか。


静かにじんわりと熱望校への想いを思い出し、またちょっと泣きました。


私は今日、帰宅した幼男子が聞きたくないと言うのなら、偏差値は伝えないでおこう。

昨日、チャレンジ校を諦めよう、と話して号泣した息子をまた傷付けても自信を失わせるだけだ。


私は、女優になんかなれないけれど、幼男子の同志でいよう、と決心したのだ。


今、お前に必要なのは、一緒に落ち込むことではない。

塾から帰宅する息子を、明るく迎える事だ。

同志母よ、前を向け。


ひらめき「ねえ、偏差値知りたい?」


ショック「悪いのは分かっているから、聞きたくない」


ニコニコ「そっかあ。じゃあ言わない。大変厳しい結果ですが、やるべき事をやっていこう」


しょんぼり「うち、熱望校は諦めないよ。絶対に受けるからね。下げないよ、絶対」


息子よ。実は、母はもっと熱望校を諦められないのだ。君にも、言っていなかった理由が有ってね。


君が保育園で、毎日泣いてお友達とも遊べず、発達特性を指摘された君を連れて、療育に通っていたあの頃。

いつも療育に向かう電車で、熱望校の生徒さんを見ながら、母は羨ましくて仕方がなかった。


皆、感じが良い男の子だな。こんな友達が、幼男子に出来たら、どれだけ嬉しいだろう。

でも、今の私達には見果てぬ夢だな、と。


だから君が大分落ち着いて、熱望校の説明会に行けた時。

母は、学校紹介の映像を見ながら涙が止まりませんでした。


思った通り、何て素敵な学校だろう。

ようやく、うちの子はこの学校を目指しても良い所まで成長したのか。

ああ、この学校に通わせたい。

ブレザー姿の君の姿を、この目に焼き付けたい。


幼かった君を育てていた時の大変さ、辛さに比べたら、今の辛さなんて大した事はない。

合格確率、なんぼのもんじゃ。

今から上げてやるから、待っていろ。

同志母は、前を向く。