昨日、非常に怖くて痛い体験をしまして。


夢の中で私は幼男子に、それはもうヒステリックに、怒鳴り散らしているのです。

何が原因かはっきりとは分かりませんが、涙を浮かべる幼男子に、物でも投げそうな勢いで、罵詈雑言を浴びせているガーン

誓って、普段そんな怒り方はしておりません。

ネチネチ、いらん事を言ってしまっているが。


汗びっしょりで、はーはー大きく息をつきなから夜中に飛び起きたのですが、現実なのか夢なのか区別がつかず、隣で幼男子がスースー寝息をたてている姿に心底ほっとしましたえーん


「ああ良かった。夢だった。あんな怒り方はしないのに、何でこんな夢を見てしまったのだろう」


しばらく布団の上でぼーっとしていると、急に腹痛がガーン

滅多にない激痛で、トイレに行くのもやっとなレベル。

以前のたうち回った腸捻転と同レベルの激痛に、滝のような冷や汗を吹き出しながら、一時間程トイレにとじ込もっておりました。


もしかして、この間の模試で幼男子を襲った腹痛も、こんなに痛かったのかな。

だとしたら、確かに試験どころじゃないわ。

私だったら、早々に諦めて早退しているかも。

この腹痛が、算数から三教科も続いていた中、それでも最後の社会まで粘って、半分埋めたのかなあ。

だとしたら、私より余程根性あるわ。


何で、この子はメンタルが弱いのだろ。

強くなれよ、私だってこんなに一緒に頑張っているのに、不甲斐ないなあ、とか思ってごめん。

誓って、本人には言っておりません。


「今回は仕方がないけれど、次はならないように気を付けよう」

とか意味の分からない、プレッシャーをかけてごめん。

自分だって、なりたくて痛くなっているんじゃねーわ、試験なんか知るか。

整腸剤ごときで避けられるなら、苦労しねーわ。

うー、痛い、痛い、痛い、痛い。


夜中のトイレに、不気味に響く女性の唸り声。

ウサギのメルちゃんだけが、心配してトイレの外でピョンピョンしているえーん


しばらくすると、痛みは治まりましたが、これはひょっとすると、余りにも物分かりが悪い母親に、神様が幼男子と同じ痛みを味あわせて、無理矢理息子の状況を理解させようとしたのかな、と思いました。


我を忘れて子供に怒鳴り散らす姿。

本当に怖かった。

滝のような汗が止まらない程の腹痛。

本当に痛かった。


これから、益々子供の成績に一喜一憂し、親のメンタルコントロールが難しくなる時期になるのだろう。


夢の中の私の姿は、夜叉だった。

ああなっては、本当にいけない。

腹痛に苛まれながら、最後まで試験を諦めなかった息子。

不甲斐ない処か、凄く頑張ったのではないか。

残念だったね、ではなく、そんな中最後まで頑張って偉かったね、と言ってあげよう。


なかなか凄まじい不思議な体験でしたが、身をもって痛みを体験し、夜叉になった自分の姿を夢の中で確認出来て、良かったです。

くわばらくわばら。