今回は、会場が初めて行く遠くの女子校で、方向音痴の母の一番の使命は、無事に会場まで息子を送り届ける事
母は数日前の「幼男子の乱」に振り回され、疲労困憊。
いつも通り「偏差値60」の目標を掲げながらも、心の中はコースキープ出来れば充分、コース落ちして幼男子がまた癇癪を起こさぬよう、願っておりました
嗚呼、既に守りに入ってしまった。
母の心中など、酷語男子は全く慮る事なく
「もし、Sコースにいけたらさあ。Nゲージ買ってくれる?」
と能天気な交渉を持ち掛ける始末。
数日前、中学受験なんてやめる、と大騒動を起こして、母をお岩にした反省全く無し。
「万が一行けたら、何でも買ってあげますよ」
皆が必死に勉強していた、組分け前の大事な一日を無駄にして、いける訳無いやろ。
「わーい、どのNゲージにしようかなあ」
早速、タブレットでNゲージを検索し出す幼男子。
君本気で欲しかったら、社会の1つでも暗記したらどうかしら。
無事に試験を受け終えた幼男子ですが、今一つ浮かない顔。
「Cコースは大丈夫だと思うけれど、国語が難しくて、文章も長くて全然出来なかった。
社会も、問題が多くて難しくて、解答用紙がすかすかな感じ」
はい、最近のいつものパターンね
お願いだから、コース落ちだけは免れていますように。そして、あの大騒動の再来だけは避けられます様に
本当に、見も心も保たない。
結果は‥‥‥。想像以上でした。
四科総合で観ると、前回とほぼ立ち位置、偏差値は変わらず。
Cコースの下位浮上ならず。
衝撃だったのが、理科と国語の偏差値の差、20以上。
国語偏差値42(死に)
本当に、死にたくなる偏差値と点数。
組分けでは、過去最低の偏差値でした。
良くない100点満点の社会よりも、低い150点満点の国語。
良く出来た算数と理科のお陰で、何とかコースはキープしておりました
逆に、よくこの酷語で持ち堪えたな、理科と算数でミスをしたら終わっていた。
「ちょっとお伺いしたいのですが、君は他の三教科は一生懸命解答用紙を汚して頑張っておられるのですが、国語だけは解答用紙がとても綺麗で、真っ白のままなのは、解答用紙を汚さないよう気を遣われているのでしょうか」
「違います。汚さないのではなく、汚せないのです。キリッ」
5年生の後期からの低迷、抜け出せず。
当面は、対策したらなんとかなりそうな社会の知識を固めて、国語は粛々とTOMASの課題をこなすしかなさそうです。