修学旅行も終わり、無事に帰宅した息子。
夕食の霜降牛は個別盛りで、「霜降の乱」が勃発する事もなく、平和にお肉に舌鼓が打てた模様
過去にクラスを分断し、卒業式まで禍根が残る「霜降の乱」を経験された先生方の苦悩と、個別盛りは手間が掛かる、個別鍋をいくつ買わせる気か、というホテル側との折衝の苦労が偲ばれます。
全部、ド庶民母の妄想
修学旅行から帰宅した息子を労りつつも、中学受験に毒されている母は、休んだ分の塾の宿題に取り掛かるよう促しにかかる。
しかし幼男子は、全然夜寝られなかった、眠い、とダラダラ![]()
おまけに、旅行中ハイキングで大自然の中を歩いたせいか、アレルギー症状が酷く、鼻水、咳、目の痒みでお勉強どころではない様子![]()
ここで、母はイライラし始める![]()
夜くらい、しっかり寝るか帰りのバスで寝ておいてよ。
マスクを持たせたのに、アレルギー体質なのに何でマスクをせずにハイキングに出発するのよ。
資格が取れなかったNNオープンももうすぐなのに、自覚も焦りも無いのか、と。
何とか言いたい事を飲み込んで、理科の水溶液の宿題に向かわせるも、まあ解けない![]()
今まで、理社は授業を取らなくても予習ナビで充分では、と思っていたけれど、授業を受けるのと受けないのでは、こんなに違うのか![]()
どうしよう、しかも理科は母は全く分からない、と親子でパニックに。
その間にも、息子は鼻水と咳がひどいわ、眠くて目をこするわで、心配になりつつも、イライラが募る母。
マスクをする位の事が、何故出来ないのか。
楽しいのは分かるけれど、体くらい整えよう、寝よう、という意識すら無いのか。
もうすぐNNオープンで、次は絶対資格を獲れ、と先生からプレッシャーをかけられ、自分も絶対獲りたい、と言っていたのに、何故頑張れないの、と。
マステキの知識も全然覚えない息子に、遂に母の怒りが爆発。
しくしく泣き出す息子。
シクシク、ズルズル、ゴホゴホ、イライラ![]()
母だって、寝かせたい。でも、少しでも理科をやらないと、社会はいつやるの。
金曜日は塾で、土曜日はYTで、日曜日はNNオープン。
時間がない、時間がない、時間がない。
泣き顔で、幼男子が放った一言でハッとなった母。
「こんな事なら、うちは修学旅行なんて休めば良かったかなあ」
「そんな事は、絶対に無いよ。後で振り返った時に、一度しか無い修学旅行を受験勉強の為に休んだ、行きたかった、と後悔しない方が絶対に良いもの。
もう今日は、止めよう。アレルギーも酷いし、明日は学校を休んでゆっくり寝て、それからもう一度理科を考えて、分からない所は先生に尋こう。
今のこの状況に焦ってしまうけれど、こんなのはすぐに追い付けるから。大丈夫だから」
翌朝、まだ鼻水がズルズルするものの、薬も効いて咳は治まり、二人で一緒に考えたら、理科の分からない問題も大分減りました![]()
残りは、先生に尋ける位の分量に。
小規模校の為、先生の数が少なくてお忙しそうで、何問も質問出来ないのです‥‥。
意識が足りず、幼い幼男子。焦るのは母だけだけれど、焦りすぎても良いことは無い。
課題だらけで、穴だらけだけれど、やれる事は限られている。
分かっていても、難しいです![]()
そして、幼男子の服と荷物に付いていた大量の花粉のせいで、同じくアレルギー体質の母の鼻水と肌荒れが酷い事に![]()
自然なんて、嫌いだ。