スパルタ鬼塾から出された、大量のプリントの山。穴だけの幼男子は、終わらない、終わらない、終わらない‥‥‥。
「先生、本当にゴールデンウィークの日数分かっているの?何の嫌がらせ?」
と文句たらたらの母子。
宿題わんこそば状態のこの状況、息子よりも母が先にキレた
「我々には、基本的人権がある」
「そうだ、そうだ」
「受験生とはいえ、この量のプリントが終わるなら、ギリギリ男子の位置におらんわ」
「そうだ、そうだ。うちは、今頃Sコースだ」
「小学生最後の休みを、ゴールデンウィークならぬブラックウィーク(BW)にされてたまるか」
「そうだ、少しは遊ばせろ」
「よって、例え終わらなくとも、最後の日の午後は丸々遊ぶぞ(一日とならない小心者)
「おーっ」
この一連の流れ、本当にやった。
映画でも観ようか、と思いましたが、幼男子はコナンに興味が無く、ドラえもんも流石に興味なし、母が観てみたいオッペンハイマーや陰陽師も敢えなく却下され。
●BWからの脱却計画
(ついでに運動不足も解消しちゃうぞ)
片道徒歩40分の山道をハイキング
途中、お店や花を愛でながら
美味しいトンカツ屋で腹一杯食べる
帰りにコンビニに寄って、飲み物やお菓子を購入し、再びハイキングしながら、歩き食べ
というコースに。
何、この歩いた成果を全て無にする計画。
寧ろ、帰りのコンビニで成果マイナスですやん。
田舎なので、少し歩けば山、途中で野菜や果物の販売所もあるこの環境。
このささやかな楽しみを拠り所にして、頑張るか。
「えっ、あれ位のプリントも出来ないの?だから、偏差値60の壁を越えられないのか。やーい、やーい、馬鹿親子」
くーっ、うるさい。私の中の妄想スパルタ熱血先生(被害妄想在中)
多分、もっと遊ぶと思う。絶対に。