ああ、やってしまった。
母の使命は、日々学校に塾に勉強にと、ブラック企業も真っ青のスケジュールに翻弄されている幼男子に、優しく微笑みかけ、愚痴を聞き、美味しいご飯を作る事。
もう、勉強は教えられない‥‥‥。
しかし、組分け前日という大切な昨夜、幼男子となかなかの凄いバトルを繰り広げたへっぽこ母。
始まりは、社会の復習をやっていた時でした
余りの出来なさに、いきなり号泣し出し、床に転がって喚き出す幼男子。
お前、いくつやねん。いい加減にしろよ。それよりも、この×と空欄の嵐はヤバいとイライラマックスの母。
「泣いていても、仕方がないじゃん。早く、間違え直そうよ。明日の朝に、出来るだけ覚え直すしかないでしょ」
「うわーん」
このやり取りを、三回位する。
母、キレる
「もう、いい加減にして。何で泣いているの?もうそんなに嫌なら、受験なんて止めたらいいやん。ママがどれだけお金も労力も費やして、君に協力しているかも分からない、頑張れないなら、もう止めろ」
「もう止めるよう。うわーん」
泣きながら、プリントを破き出す幼男子。やってもうた
でも、母もうんざり。頭の中に、早稲アカとTOMASに退塾の連絡をするシーンをシュミレーションし出す。
そこへ現れた、いつもは何もしない夫。狂乱の二人に怯えながら、幼男子を説得し出す。
🧔「今止めたらさあ。勿体無いよ。中学受験をしないと、高校受験が有るよ。内申なんて、幼男子には取れないだろ。全てから逃げていたら、ニートになるよ」
「受験から逃げたらニートになるなんて、根拠ないじゃん。そんなにうちに、受験させたいわけ?」
夫よ、その論点は暴論過ぎるぜ大体、君がする事は、たまに休日に理数をちょっと見て、すぐに怒る事だけではないか。
どうせ継続しても、全て面倒臭い事は母任せではないか
「ママは、本当にどっちでも良いよ。こんな事を繰り返されるのもうんざりだし、これからもっと大変なのに、そんな甘えた態度で、戦えるとも思えない。ただ、止めるならもう学校の愚痴とか、一切聞きたくないし、勉強の伴走とか諸々の準備とか、もうやりたくない。自分の人生だし、勝手にしたら」
この下らない喧嘩を、夜中の二時まで続けたアホ一家
幼男子、一応受験は継続するらしい。いざ撤退の話となると、夫の方がいつも止めに入る我が家
でも、面倒臭い事は全て母任せ。
中学受験、やって頂くものではないので、突き放したいのですが。
幼い、本当に幼すぎる
しかし、こんな調子では今回もきっと良くはないでしょう