こんにちは。曇っているのに、花粉が多くて鼻水と眼の痒みが治まらない日は、何か詐欺に遭ったかのように感じます
春期講習三日目ですが、幼男子は既に虚無の目をしております
出てくる言葉も、肩が痛い、足が痛い、腕が痛い、と君は母と同年代かい?という台詞ばかり。普段から、全然動かないけれど、講習中はずっと座っているものねえ。
算数は、上位校でひーひー言わされ、国語の日は少しは楽か、と思えばそうではなく。
講習中、新たに宿題に加わった四科のまとめで、改めて幼男子の語彙力の無さに衝撃を受けたので、少しだけご紹介。
●成績不振で、思いわずらう
思いわすれる
君は、すぐに自分の成績不振を忘れるものね。
●店先からこうばしいにおいが漂う
こぎたないにおい
誰が行くねん、そんな店。おっさんの加齢臭が蔓延する店。
●はなばなしい活躍に目を見張る
はずかしい活躍
母は、君の恥ずかしい言動に目を剥くわ。
●怒られてもわるびれる様子がない
わすれるようす
本当に、忘れる事が大好きなのね。せっかく覚えても、すぐに忘れ‥‥‥
●儀式がおごそかに行われる
おろそかに行われる
おろそかにしないでえ、大事な儀式なの。多分「お」から始まる難しめな言葉、おろそか、しか知らないね。
●彼らのうるわしい友情は羨ましい限りだ
うらめしい友情
やめちまえ、そんな友情。友に呪われてるやん。
●彼女のおくゆかしい人柄が人々を惹きつける
おとなししい人柄
こんにゃろう。無理やり、字数を合わせて言葉を創作したな。
これ、ほんの一部です
何なの、これ。全然、本を読まずに「まじでウザイ。草生えた」とか宇宙語ばかり話しているから、こんな事に。
初めて草生えた、を聞いた時、庭の雑草、そんなに伸びた?と思ったわ。
「おくゆかしい人柄、見目うるわしい女性とは、お母様をあらわす言葉です。お母様を思い出して、覚えなさい」
「ママなんか思い出したら、逆過ぎて出てこないよ」
キーッ、悪びれる様子もなく、憎たらしい子ね。親の顔を見てみたいわ
見目麗しい母は、息子の語彙力にたいして思い煩い、和語を日々の生活に取り入れる事を、健気にも決意するのであった。
よし、結構入ったな。