豊かな自然に囲まれた奈義町。法然ゆかりの寺、菩提寺の大イチョウ/神奈木流 体バランス法 | 神奈木流 体バランス法

神奈木流 体バランス法

神奈木有紀(かんなぎゆき)大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。


奈義町は岡山県東北部に位置し、

東は美作市、西は津山市、

南は勝央町、北に国定公園那岐山

滝山の連山の分水嶺を境として

鳥取県智頭町と接しています。

高原地帯特有の空が近くそして

広く感じられる開けた地形で、

四季折々の美しい自然に恵まれ、

年間を通して過ごしやすく

積雪量も比較的少ない。

農業が盛んで高原の寒暖差を

活かした地元野菜はとても元気で

子供の頃に食べた野菜のようだ

環境の良さは住む人を

和やかにするようで

出会う人がとても親切です。

時折り銃声が聞こえ

猟友会の方々がおられるのか?

って思いましたが。

自衛隊の演習場があるようです。








奈義町の那岐山中腹にある

山岳寺院の菩提寺。

奈良時代に役の小角によって開創

以来多くの変遷を経てきました。

浄土宗の開祖・法然上人が

幼少時にこの寺に修業に

連れて来られたとき、

杖にしていたイチョウの枝を

学問成就を祈願して挿したところ、

芽吹いてこの大樹に育った

といわれています。

大イチョウは岡山県最大の巨樹で、

奈義町では最大の観光スポット。

道路も整備されており、

駐車場もあり、途中には

「那岐山麓山の駅」という

リゾート設備もあります。

空が近く雲が早く流れる

朝の緑は眩しくて

参道に吹く風が心地よく

酸素量の多さに身体が喜ぶ

お参りを済ませ大イチョウへ

眩い位の大きさと重量のある空氣

五感に問いかけてくるその息吹に

想定外の生命力の強さを感じます。

とても有り難い出会いでした。







それにしてもこの奈義町の

野菜を沢山買って来ましたが

とても美味しいのです。

津山で見つけた「干し肉」も

噛めば噛むほど美味しくて

少しウチから遠いのですが

また買いに通ってしまいそうで

ヤバイです。



菩提寺

ぼだいじ

岡山県勝田郡奈義町高円


 菩提寺は七世紀の末頃、役(えん)の行者が修験の行場として開き、奈良時代には僧行基(ぎょうき)が十一面観世音菩薩の像を刻んで中堂に安置したといわれている。

盛時には七堂伽藍三十六坊があったといわれ、今も長い参道の左右や境域にはそれとわかる平坦な地があって、往時のあとを偲ぶことができる。

平安時代には、浄土宗の開祖法然上人(ほうねんしょうにん)が叔父勧覚上人(かんかくしょうにん)の下で、九歳から十三歳までここで修行された。

しかし、南北朝時代の康安元年(1361)伯耆守護山名時氏(やまなときうじ)の焼き討ちによって、繁栄を誇っていた寺は灰燼に帰してしまい、その後数百年間はわずかに草堂があるのみで荒れるにまかされていた。

江戸時代に入り世の中も安定し、地元の人達の努力によって次第に寺の整備が進められたが、万延元年(1860)火災によって、本堂・庫裡・仏像などが焼失し、鐘楼のみ焼け残った。

明治十四年(1881)、関係者の努力によって本堂が再建され、続いて庫裡・山門・参道などの整備が進められ今日の姿となった。



菩提寺の大イチョウ

国定公園那岐山の古刹・菩提寺境内の中にそびえ、高さ約40m、目通り幹囲約13m、樹齢推定900年といわれ県下一のイチョウの大樹です。

国の天然記念物に指定され、また全国名木百選にも選ばれています。

またこの木から北方にのびた枝が大雪のため地につき、分枝して育った樹齢200余年の「天明のイチョウ」も傍にあります。

このイチョウは、浄土宗開祖法然上人が学問成就を祈願して挿した杖が芽吹いたといわれています。

法然上人は、父は漆間時国(うるまときくに)、母秦氏(はたうじ)のもとに、1133年に生まれます。

父時国は、源氏の流れを組み、美作国久米の押領使で、兵を率いて久米の治安を維持していました。

勢至丸(せいしまる)と名付けられ、すくすくと育つものの、勢至丸9歳の春、かねてから時国に恨みを持っていた明石源内定明(あかしげんないさだあきら)の軍勢から夜襲を受けます。時国は切り伏せられましたが、勢至丸が放った矢が定明に命中し、敵軍は退却します。

仇討を誓う勢至丸を父時国は諭しました。「恨んで敵討ちをすれば、次は定明の子から勢至丸が敵として討たれる。敵討ちは敵討ちを呼び、何代かけても尽きることはない。そんなことより出家して仏道を求め、幸せになりなさい。」

武士道では敵討ちは美徳とされますが、それを制止して仏教を聞けといった時国の言葉が、仏教の歴史を変えます。

母秦氏は、弟である観覚上人が住職を務める那岐山の天台宗「菩提寺」へ勢至丸を出家させます。幼い勢至丸が那岐山へ登る際に、ふもとにある阿弥陀堂の大イチョウの枝を杖にして登り、たどり着いた菩提寺境内に「学なれば根付けよ」と挿したものがこのイチョウになったと伝えられています。


奈義町のホームページや岡山県公式観光Webでの表記は「菩提寺の大イチョウ」であるが、文化庁による指定名称は「菩提寺のイチョウ」である。日本全国に20件ある国の天然記念物に指定されたイチョウの1つであり、1928年(昭和3年)1月18日に国の天然記念物に指定された。

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Profile     神奈木有紀(かんなぎゆき)
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
神奈木流の成果
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