宍粟市波賀町から県道48号を
養父市に向かう途中にある
大屋スキー場を過ぎて
大屋町若杉地区に入ると滝前橋の
急カーブ手前に「不動滝」の
看板がある路肩に駐車して
階段を降りて若杉不動滝に向かう
遊歩道は整備されて安全です。
暫くして浸食された岩の間から
轟音を響かせる滝が見えてくる
滝に近づくにつれて
その音と姿は大きくなる
先ずは不動尊にご挨拶
お不動さんに手を合わせ
ノウマク サンマンダ バサラダン
センダンマカロシャダ ソハタヤ
ウンタラタ カンマン
ご真言を唱え
心を落ち着かせます。
落差13mながら
見事な水量に自然の勢いを
肌で感じとることができる。
雨の翌日の水の力は
力強く自然のチカラを感じ
そして岩から差す緑の光の
美しさは自然の息吹を
私達に教えてくれる
とても感動しました
さらに
この不動滝10月から12月の期間、
しかも昼の11時から12時の
1時間だけ滝の霧のような飛沫に
光芒の見える貴重な光景に
会えるそうです。
機会があれば是非
拝んでみたいと思います。
若杉不動滝
わかすふどうたき
兵庫県養父市大屋町若杉
若杉の集落の東側を通る新しい県道の横に、不動滝の案内看板があります。ここから不動滝までの距離は約120メートル、徒歩約2分で滝に到着します。
滝の前にある木橋からみると、前方の三面を岩盤に囲まれた洞窟のような岩の奥から滝の水が流れ出ています。 滝の落差は目測で約15メートル、滝壺の水は約8メートルの範囲に広がっています。そして滝の水は、岩盤がコの字形に窪んだ上方にある岩の間から流れ出ています。
滝壺の前に立つと、正面に岩盤の壁が迫ってきます。そして右側から岩盤がせり出し、またその左側の奥から岩盤がせり出し、幾重にも岩盤が折り重なって滝口に向かって奥に入ります。そして滝口から滝壺へかけて岩盤は、ハの字に窪んでいます。 滝口から出た水は、右側から左側へと流れて滝壺に至り、滝壺からは緩やかに右側へと流れを変えています。さらに頭の上を見上げると樹木が滝口から覆いかぶさるように迫り、大変立体感があります。
不動滝の特徴は、洞窟の中から水が湧き出るような立体感と奥行きがあることです。頭の上を覆う樹木の深い緑色、滝を覆う黒褐色の岩盤、その中を透明感のある白瀑の澄んだ水しぶきが流れます。滝壺の前に立つと、水しぶきと落水による涼しい風が伝わってきます。
標高1139メートルの藤無山から流れる水を集めた若杉川の源流に不動滝があります。神秘的な不動滝には天滝にはない魅力があります。雄大な天滝と神秘的な不動滝は、滝の魅力を相互に補完しています。大屋の不動滝は、但馬を代表する素晴らしい滝です。
※駐車場はありませんので行かれる際は不動滝の案内板の前か前後にある路肩の広くなっている場所に自己責任のうえご駐車下さい。
養父市役所HPより
