丹波篠山の寺内集落の外れ
創建は古く、約千七十年前の
延喜式神名帳載の神社がある
垂仁天皇の御代に、
皇女がこの地に来られ、
神を祀られたと伝わっている。
御祭神は大宮売命は天照大神の別名とも
また、天皇守護の八神のうちの一柱とも伝わる
食保神とも猿田彦大神の妻とも伝わるので
その性質上、豊受大神や天鈿女命、
または倭姫命とも思えなく無い
諸説は様々ですが
沢山の引出しがある秘書や執事のような
そんな役割りを持つ神様だからこそ
武芸や料理、知識に長けて
様々な神様の特徴に繋がっている
そんな気がします。
この神社のもとの拝殿が、
右側に移してあり、
山岳修験道場『鳥の堂』の遺構です。
また本殿東南の『鳥居の靴石』という大石は、
知足廃寺の礎石の一つといわれています。
境内の笠鷺稲荷は、
おできの神さんとして伝わる。
神殿の裏には
古い御神木が祀られて
強いチカラを感じます。
大賣神社
おおひるめじんじゃ
兵庫県篠山市寺内
主祭神 大宮売命
神祇官で祀られた天皇守護の八神のうちの一柱として、朝廷で重視された女神である。宮殿の人格化とも女官の神格化ともいわれ、上述したように君臣の間を取り持ち調和を図る神とされる。こうした性格から、旅館や百貨店など接客業の守護神として信仰されるほか、家内安全・家族和合の神ともされている。
伏見稲荷大社で祀られる稲荷三神(上社・中社・下社の神の総称)の一柱でもあり、主祭神のウカノミタマの配神として上社に祀られている。穀物神であるウカノミタマに仕える巫女を神格化したものともされる。こうした属性から平安京の官営市場の守護神として祀られた結果、商売繁盛の神としても信仰されるようになった。
寺内の集落を北上すると、昼目谷というところに、郡内の延喜式内社、九座七社の一つ「大賣神社」がある。太陽の女神・天照大神のことを大日めの貴(おおひるめのむち)とも称するので名付けられたと思う。
主祭神は、大宮売命(おおみやのめのみこと)である。この神は、太玉命の子で、天照大神に奉仕して、君臣間の感情をやわらげる女神で、保食神でもある。
『篠山封彊志』には「大売、昼目等の名を以って考ふるに大神宮なるべし」としている。
昔は、三箇北荘11ヵ村の氏神であった。八上城主波多野秀治は、祈願所とし、自ら大般若経350巻を書き写して奉納している。また、歴代の篠山藩主もこの神社を崇敬し、神田の寄進や社殿の再建をしている。
本殿の南東に「鳥居の袴石」と言う巨大な礎石(町・民)があるが、知足廃寺の礎石の一つと伝えられる。ほかに、室町期作とみられる石造狛犬(町・文)がある。
毎年、10月11日の例祭には鳳れん渡御の儀式があり、荘厳華麗で、多くの参拝者が集る。
本殿の西側にある「笠鷺稲荷神社」は、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全のほかにおでき解除のご利益があると有名である。
境内案内板より
「延喜式内社に所載せられ、元禄元亀天生の間は領主丹波八上波多野秀治の所願所にして崇敬篤く、慶安二年松平信康以降、五世信岑に至るまで深く当社を崇敬した。享保十八年後西天皇の姫宮たち宝鏡寺門跡は正一位大賣神社の神額を染筆遊ばさる。明治六年村社に列し、同四十一年城北村九ケ村の村社六社無格社十社、計十六社を合祀して、元北の庄内の総社となる。大正十年郷社に列し、昭和四年県社に昇格す。」
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Profile 神奈木有紀(かんなぎゆき)
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
神奈木流の成果
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元気に自然に、ノーファンデ宣言。
ほぐし処ケイ・スリー
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