宮中平安を守る八神を祀る、丹後二之宮 大宮賣神社/神奈木流 体バランス法 | 神奈木流 体バランス法

神奈木流 体バランス法

神奈木有紀(かんなぎゆき)大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。









田園風景が広がる
京都府北部の田舎町に
丹後國二之宮 大宮賣神社二座がある。
京丹後市大宮町の名の由来の社。
境内そのものが祭祀遺跡で
勾玉や土器も出土し
古代大丹波の中心地と推定。
宮中の平安を守る八神の一つ大宮売神と
豊穣の神・若宮売神を祀り
丹後二の宮として広く信仰されています。

八神とは天照大神に仕え
天皇を守護する神であり、
織物と酒造を司る大宮売神(天鈿女命)
食物・穀物を司る女神若宮売神(豊受大神)
の二神を祀る。

天鈿女命と同一視する諸説がありますが
学業や芸事であってもいいのですが
織物と酒となっています。
この丹後の地域は
織物を祀る神社がとても多く
地場産業の丹後ちりめんを連想させますね。

そういえば鳥取の倭文神社も
織物を祀ってましたが、
どことなく同じ空気を感じました。








大宮賣神社
おおみやのめじんじゃ
京都府京丹後市大宮町周枳

主祭神  大宮賣神  若宮賣神

京都府北部、竹野川上流の右岸段丘上の木積山西麓に鎮座する。
祭神を大宮売神・若宮売神の2柱とし、宮中の奉斎神として著名な大宮売神を宮中以外で祀る唯一の式内社として知られ、一説には宮中の大宮売神の元社になるともいわれる。

境内一帯は考古遺跡としても知られ、これまでに弥生時代前期以降の多くの遺物が出土している。特に古墳時代中期の祭祀遺物が多数認められることから、古代祭祀場から神社へと発展したことが確実視される。祭神の特殊性に加えて、原始祭祀から律令祭祀への変遷を考古学的に詳らかとする点で重要視される神社になる。

境内は京都府指定史跡に指定されているほか、石燈籠2基が国の重要文化財に、社殿のうち旧本殿が京丹後市指定有形文化財に指定されている。また民俗芸能も保存されており、三番叟・笹ばやし・神楽が京丹後市指定無形民俗文化財に指定されている。

創建は不詳。社記では、崇神天皇7年に詔勅で大宮売神を祀り、崇神天皇10年に丹波道主命が若宮売神を祀ったと伝える。

考古学的には、境内一帯は弥生時代前期に始まる遺跡として知られ、これまでに多くの遺物が出土している。それらの様相によれば、当地では弥生時代から集落が存在し、古墳時代には祭祀遺跡が成立したのち、奈良時代にはそれが神社へと発展したと推定される。

大宮賣神
(おおみやめのかみ、大宮売神)
若宮賣神
(わかみやめのかみ、若宮売神)
延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳・臨時祭 名神祭条における祭神の記載は2座。いずれも「大宮売神社二座」と見え、祭神2座のうち1座は大宮売神(オオミヤノメ/オホミヤノメ)であることが知られる。この大宮売神は宮中に祀られたことで有名な神で、『延喜式』神名帳では全国3,132座の筆頭である神祇官西院御巫祭神8座のうちの1座として見えるほか、造酒司坐神に大宮売神社として4座と見える(「宮中・京中の式内社一覧」参照)。一方で同帳では「大宮売」を社名とする神社は当社の他に見えず、大宮売神を宮中以外で祀る式内社としては当社が唯一となる。

大宮売神は『日本書紀』・『古事記』に記載のない神で、『古語拾遺』に太玉命の久志備に生ませる神と記載される以外は詳らかでない。考証上では宮殿を人格神化した神とする説や、天皇側近の内侍(女官)を神格化した神とする説が挙げられる。宮中の大宮売神と丹後の大宮売神の関係も詳らかではないが、一説には丹後の地方神であった大宮売神が宮中に取り入れられたとされる。丹後地方では他にも后妃伝承が多く認められており、それらとともにヤマト王権の宮廷と丹後地方との結びつきが示唆される。なお、大宮売神社側では大宮売神を天鈿女神と同一視する説を挙げる。

もう1柱の祭神である若宮売神については詳らかでない。大宮売神社側では豊受神と同一視する説を挙げる。

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Profile     神奈木有紀(かんなぎゆき)
大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。
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