美容効果が高いとされている豆乳。機能性食品としても注目され身体にいいとか美肌にいい、女子力アップなどのイメージがあります。
豆乳には調整豆乳と無調整豆乳の2種類がありますが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?栄養効果が高い反面消化しにくいという特徴の大豆の消化吸収を考えて液状加工されたものです。無調整豆乳とは、原料である大豆をそのまま絞ったものに対し、調整豆乳は砂糖や香料、植物油などの添加物を入れ、飲みやすくしたものといった特徴があります。
それほど大きな栄養成分の差はありませんが、調整豆乳の場合は砂糖や植物油が含まれている分、どうしてもエネルギーが高くなってしまうため、ダイエットをしたいと考えている方は飲む量を気をつけましょう。
●大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きがあるほか、基礎代謝を高め、若返りの成分として注目されている「DHEA」の増加に働きかける作用もあります。
●大豆サポニンやレシチン
脂肪が身体に蓄積されるのを防止する働きがあり、肥満の予防に役立ちます。
●オリゴ糖
オリゴ糖はビフィズス菌の餌となりますので腸内のビフィズス菌の量を増やし、腸内環境を調える効果があり、便秘解消などの腸のトラブル予防になります。
●タンパク質
ダイエットに適した、痩せやすい身体を作るためには適度なタンパク質の摂取が望ましく、基礎代謝を活発にしてくれるだけでなく、消化吸収・分解に時間がかかることから、身体の中に長く留まり、空腹感を感じにくくなります。それによって間食を予防することもできる優れものなのです。
●リノール酸
豆乳の資質の部分に多く含まれているリノール酸は、血管内の悪玉コレステロールを除去し、善玉コレステロールを増やす作用が期待できます。
●サポニン
大豆サポニンは、脂肪の蓄積を防ぎ、血管に付着した脂肪を排出させる効果があります。また、脂肪酸の酸化を防ぐ抗酸化作用があるのもこの成分です。