転ばぬ先の杖/神奈木流 体バランス法 | 神奈木流 体バランス法

神奈木流 体バランス法

神奈木有紀(かんなぎゆき)大阪市で広告ディレクターから2014年に独自理論による神奈木流体バランス法を作りセラピストに転身。

子供の頃やんちゃで何回か骨折したことがある。子供だからよく汗をかくのでギブスの中は痒くて編み棒で掻いていた記憶がある。足を骨折したときは松葉杖も大変だけどお風呂はもっと大変でした。
遊んで帰ってきたら手を洗わないのを注意されるから洗うふりをしたりケガにも雑菌にもおおらかでした。
だから怪我も風邪も自己責任。
子供の頃の痛い思いと不自由さが学習能力によって注意をおぼえ雑菌にも免疫力がつくわけです。
例えば公園で転んだ経験から転んでもいいようにプロテクターをつけておもいっきり遊ぶ。おもいっきりにトラブルは付きものだけど幼い頃のコミュニティーに慣れておけば学習して迷惑をかけたら謝るなどお互いに譲り合いがありました。
でも今は公園でおもいっきり好きなコトができないようです。自転車の練習もできない、ボール遊びはダメ、大声はダメ、ケガをするから遊ばせない、菌は怖いから徹底的に除菌するなど。子供のリスクを最小限にしてトラブルを回避してます。
先あたりそれは転ばぬ先の杖ではなく転ばぬ先の装甲車のよう。エネルギーを持て余したコミュニケーション不足の子供たちを乗せた転ばぬ先の装甲車。
そしてある日年齢を重ね転ばぬ先の装甲車から社会という戦場に無防備で配属されるようになる。妙に知識は豊富だけどトラブルに弱くリスクの加減が解らない。
だから子供の頃に覚えておいた方がいいことは安全だけでは無くリスクも含め考えることが必要だと思う。
子供の頃ナイフで手を切れば痛くて怪我をします。身をもって痛みを知ることで人を傷つけたときの気持ちが少しでも解る。ナイフを禁止すれば大人になるまでナイフの痛みが解らない。子供の頃小さな骨折や怪我をしやすいのは回復力が高いから、大人になってからの怪我や骨折の方が治りにくく痛みの記憶も弱い。だから転ばぬ先は杖くらいがちょうどいいと私は思うのです。
{F5BAE354-D1BD-4598-B02A-DB71C4456302:01}
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
元気に自然に、ノーファンデ宣言。
ほぐし処ケイ・スリー