一部の韓国メディア、「結局は輸入再開することになるのでは」・・理由はCPTPP関連で、「科学的に安全だから」という文章は無し
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    2023年7月23日 尹政権の大冒険 シンシアリーのブログ, 韓国情報 0件

20日に取り上げたことがありますが、外務省がわざわざ韓国メディアの記者たちを集めて懇談会を開き、『水産物輸入再開を公式に要請した』と話した、というニュースがありました。YTNはこの件で「安全性を説明するオンライン懇談会で、日本外務省関係者は『正式外交チャンネルを通じて韓国側に(水産物輸入再開を)要請した』と話しました。日本政府が正式に要請事実を明らかにしたのは、今月初め、国際原子力機関(IAEA)と韓国政府が処理過程が安全基準に適合すると発表してから、初めてです」と。20日にはYTNだけが報じていましたが、なぜか2~3日経ってから、ノーカットニュース(CBS)など、他の一部のメディアからも同じ内容が報じられるようになりました。

なぜ3日間のタイムラグがあったかは分かりませんが、内容はほぼ同じで、ノーカットニュースは『放流の後、結局は輸入を再開することになるのでは』という趣旨を書いています。ストレートに書いてあるわけではありません。「放流のあと、『大きなもの』が来る」としています。この記事もそうですが、他にも似たような趣旨の記事はいくつか出ていますが、揃いも揃って、その理由は「CPTPP」です。他の国々が解除したのもCPTPPのためだし、ユン政権もCPTPPのために解除するだろう、と。「科学的に安全だから」という内容は一行もありません。以下、<<~>>で引用してみます。

 
汚染水の後ろに大きなものがやってくる… 福島水産物の輸入再開

https://v.daum.net/v/20230723050601136

CBSノーカットニュースチョ・ヘリョン記者入力 2023. 7. 23. 05:06 修正
タイムトーク808個
日政府「韓国政府に福島産製品輸入再開要請」公式化… 政府、福島を含む8県の水産物輸入禁止中
日本主導する包括的・漸進的環太平洋経済同伴者協定(CPTPP)勢力拡大し、イギリス・台湾など福島産輸入規制を緩める
CPTPP加入国政課題に設定したユン・ソクヨル政府、安主人日本の福島産輸入規制廃止要請受け入れるか


オ・ユギョン食品医薬品安全処長が去る21日ソウル中区ロッテマートソウル駅店水産物コーナーで放射能検査確認QRコードを実演した。 食品医薬品安全処の提供。


去る21日ソウル中区ソウル歴史とつながった大型マート。 自動扉が開かれると涼しいエアコン風が顔の汗を冷やした。

オ・ユギョン食品医薬品安全処長が水産物コーナーに足を運ぶと、冷気がさらに濃くなった。

水産物陳列台の前の一点に「国内水産物安全です」という立看板を見たオ処長は、灸の携帯電話を開いて看板の写真を撮った。

「これは放射能検査確認QRコードです。水産物放射能検査結果をすぐに確認することができます。」

この日オ処長が撮ったのは「放射能検査確認QRコード」だ。 福島汚染水の放流が既定事実化し、消費者の不安が大きくなると水産物の放射能検査結果をすぐに確認できるようにした体系を設けた。

食薬処は消費者が水産物を購入する際にスマートフォンなどを利用して政府の放射能検査実績を簡単に確認できる放射能検査確認QRコードを水産物販売台に掲示する方案を流通業者と議論している。

QRコードは輸入食品放射能安全情報ホームページと連携して消費者が直接放射能検査結果を確認することができる。

オ処長は「国内の水産物の安全について、韓国の国民が安心するまで水産物の放射能安全管理をさらに徹底する計画」とし「国内の水産物の安全について国民の関心が高まっただけに、現場のコミュニケーションを強化して消費者の意見を積極的に聴取する」と話した。

日本の福島汚染水の放流が迫り、日本政府が福島産水産物の輸入再開を公式に要請するなど、輸入規制が解除される可能性が提起され、消費者の不安が大きくなっている。

去る <・・ 18日、日本政府は韓国記者を対象に懇談会を開いた。 この席で日本外務省関係者は正式外交チャネルを通じて韓国政府に福島産製品の輸入再開を要請したと明らかにした。

日本政府の福島水産物の輸入再開要請は段階的に進行するようだ。 今月初め、国際原子力機関(IAEA)が福島汚染水処理過程が安全だと発表した後、待っていたように、日本政府は韓国政府に輸入再開を要請した事実を公式に明らかにした。

また先に去る5月の野村哲郎農林水産賞は国務会の後記者らと会って「韓国は福島、宮城など8県のほぼすべての水産物の輸入を中断している」とし「今回の視察(※5月の視察団の訪日のこと)は処理水の調査が中心だがそれと共に輸入制限解除も要請したい」と話した。

 

 現在、韓国政府は汚染水の放流と水産物の輸入規制は異なる問題だ・・>という立場だ。
 

原発事故以降、政府は2013年9月から福島をはじめとする近隣8県の水産物の輸入を全面禁止している。
2011年、福島原発事故後、世界55カ国・地域が日本産食品輸入規制を実施した。

<・・ しかし、福島産の「規制(※55カ国が行っていた輸入関連措置は)」は経済的「連帯」に崩れている。 ・・>  日本が主導している包括的・漸進的環太平洋経済同伴者協定(CPTPP)が輸入規制の公告した壁を崩している状況だ。

台湾政府は昨年2月、福島と近隣4県(茨城、栃木、群馬、千葉)の農産物と食品の輸入を再開した。

台湾の福島産製品輸入再開の背景にはCPTPPが作用したという分析だ。 日本主導で創設されたCPTPPは、アジア・太平洋地域11カ国(日本、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナム)が参加し、包括的な自由化と市場開放と参加国間貿易障壁の解消を目指している。 最近EUを脱退したイギリスが加入して12カ国に増えた。

2020年基準のCPTPP 11カ国は、全世界GDPの13%、貿易額の15%を占める巨大経済圏域として急浮上した。

<・・ ユン・ソクヨル政府は任期初め、CPTPP加入を国政課題に設定して加入書提出を推進したが、農民団体などの反発と低い支持率で実行に移すことができなかった。 ・・>

CPTPPの前身である環太平洋経済同伴者協定(TPP)当時、2017年にアメリカのトランプ政府が電撃脱退し、 <・・ CPTPPは日本を中心に勢力を拡大してきた。
多国間貿易機構で日本の着目が強まって、日本政府はCPTPPを福島産農水産物輸入再開の輪として活用している。
最近CPTPPに加入したイギリスは昨年6月、福島など9県の23品目の輸入規制を撤廃した。 ボリスジョンソン当時、イギリス首相は岸田日本首相と福島産ポップコーンを一緒に分けて食べるパフォーマンスを披露した。 ・・>

前述の台湾も2021年9月にCPTPP加入を申請した後、昨年2月に福島を含む近隣5県の食品輸入を許可した。 原発事故以後11年目に守ってきた福島産食品輸入規制装置がCPTPP加入の前で解決されたわけだ。

<・・ もし韓国政府がCPTPP加入を本格的に推進する場合、韓国政府も台湾のように福島産食品輸入規制撤廃手順を踏むという分析だ。
これに欧州連合(EU)も最近、福島産製品の輸入を許可することを決定し、日本政府の輸入再開要請の圧迫水位が一層高まる見通しだ。
先月、国会大政府の質問で「CPTTP加入交渉過程で日本が福島産農水産物輸入規制撤廃を条件に掲げたらどうするのか」と、民主党漁具議員の質疑にハン・ドクス国務総理は「CPTTP加入を検討しているが、福島産農水産物収入
食薬処関係者は「EUが福島産食品輸入規制を解除したことに関連して韓国政府の輸入規制の立場が変わったことはない」と話した。 ・・> 


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このように、「放流は安全だ」とする意見は複数のメディアに載っていますが、どの記事にも「科学的に安全だから再開していもいいのでは」という主張はありません。ユン政権も、グロッシーIAEA事務局長の「水に問題が無いなら、水産物にも問題は無い」とした発言を、「輸入関連措置との因果関係は無い」としています。あるでしょう、普通。ちなみに、台湾やイギリスなど、多くの国が輸入を再開しましたが、それと関連して該当国家で何か騒ぎが起きた(国民が強く反対した、など)とか、支持率が下がったとか、そういう話は聞いたことがありません。というか、ユン政権としては、CPTPP加入書をまだ出していませんので・・確か、公聴会までやって、そのあとウヤムヤでした。まずは提出できるのかどうか、それがステージ1になるでしょう。

 

 

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