韓国メディア、現◯化関連で「広島G7に尹大統領が招待されれば、大きな転換点になるだろう」
https://sincereleeblog.com/2023/02/24/callme-g7/
    2023年2月24日 尹政権の大冒険 シンシアリーのブログ, 韓国情報 0件

いままでのあらすじ・・というかどれも最近のエントリーでしたが、先月から今月にかけて、韓国メディアは例の現◯化(※いつも読みづらくて申し訳ございませんが、◯は『金』です)関連で、ものすごく肯定的な内容を報じました。日本内でも高く評価されているとか、尹大統領が訪日し、岸田総理とWBCを観戦するとか、いろいろありました。でも、14日(現地時間13日)、米国ワシントンでジョヒョンドン外交部1次官と森健良外務事務次官が、予定時間を1時間30分もオーバーして2時間半にわたる会談をしたものの、これといった進展はありませんでした。

その頃から各メディアの書き方が、変わりました。ハイレベルの会談がこれだけ続いたのに、なんで結論が出ないのか、というのです。そして、19日、ドイツのミュンヘン安保会議で、林芳正外相と朴振(パクジン)外交部長官が外相会談を行ったものの、次官級で前もって調整できなかった話が急に進展するわけもなく、やはり何の結論も出ませんでした。会談の後、パクジン長官は、「言えることはすべて言った」、「もう政治的決断を待つばかり」、と話しました。メディアによって評価は違えど、この2つの発言はほとんどの記事に共通していました。

ただ、京郷新聞など一部のメディアが「政治的決断といっても、外交的にできることはもうないという意味でしかない」、「しかも、日本側はスタンスを変えていないので、尹大統領が決断するしかないのでは」と記事を載せたり、日本側の記事も「率直に意見を交わした ~終~」な内容だけで、主に話題になったのは北朝鮮関連の話、『日米韓』外相会談の話でした。尹政権としては、このような流れが気になったのでしょうか。帰国した直後の記者会見で、パクジン長官の発言はそのニュアンスが一変していました。『調整は最終段階に入っている』『近いうちにもう一度会って話す』、などなどです。

特に、このもう一度会うという話は、多くのメディアが集中的に報じました(何度も書きましたが、本件に関する発言は、日本では想像もできないほど大きなニュースになったりします)。G20外相会議で、再び両国が外相会談を行うという約束をしたのではないか、そんな予想が出回ったわけです。個人的に、京郷新聞の「『政治的決断』という言葉の意味」が的を射たものではいのか、な気がしますが。ですが、ヘラルド経済など複数のメディアによると、なんと、林芳正外相はG20外相会議に参加しない可能性が高い、とのことでして。失礼ながら、この記事を読んでちょっと笑ってしまいました。

記事は、これが日本側の政治的意図(ハッキリ書いてあるわけではありませんが、パクジン長官と会談しないためのもの)ではないのか、と書いています。以下、<<~>>が引用部分となります。

 

 

強制徴用日「政治的決断」はいつ… G20計器外交長官会談は不透明

https://v.daum.net/v/20230224095826507

入力 2023. 2. 24. 09:58

 

日林市、自国議会の日程でG20に参加しにくいよう
被告企業賠償・謝罪争点… 日に「政治的決断」を促す
積もっていく韓日悪材… 福島汚染水放出「雷管」
5月日開催G7にユン大統領招待可最大分数令

 


朴ジン外交部長官(右)と林吉正日本外務相が18日(現地時間)、ドイツミュンヘン安保会議が開かれるバイアリッシャーホフホテルで韓日外交長官会談をする前に挨拶している。 [連合]

日帝強占期強制徴用賠償問題と関連して両国最高位級の「政務的判断」段階に入り、解法案の整備に重大分かれ道に立っている。 内州インドで開かれる主要20カ国(G20)外交長官会議をきっかけに予想された韓日外交長官の出会いは、まず不透明になったことが知られ、まずは息切れに入った形だ。 韓国政府が促した日本政府の「政治的決断」の時点は2月を越えると予想される。
 

 <<・・24日、外交部によると、来月1~2にインド ニューデリーで開催されるG20外交長官(※外相)会議に、パクジン外交部長官が参加する計画だ。当初、林芳正日本外務相も会議に出席するなら、18日(現地時間)ドイツで開かれたミュンヘン安保会議をきっかけに両大臣が会ってから10余日ぶりに再び会談が開かれるという期待も出ていた。

しかし、林外相は、自国内議会日程でG20外交長官会議に出席しない可能性が高いことが分かった。来月初め、日本参議院予算委員会が開かれる予定で、議員内閣制であるため、すべての閣僚は必ず参加するのが慣例だということだ

 

一部では、閣僚の海外日程を理由に予算委員会に参加しないと議会の了解を得ることもできるし、G20外交長官会議の直後である来月3日にはクワッド(Quad・米国、日本、オーストラリア、インド4カ国安保協議体)外交長官会議が開かれる点を考慮すると、日本側の政治的意図があるのではないかという解釈も出ている・・>

強制徴用解法案は、最大の争点である被告企業の賠償金寄与と謝罪という最大の争点を置いて、なかなか接点を見つけることができない。 韓国政府が第三者である日帝強制動員被害者支援財団を通じた優先弁済案を提示した後、日本は「誠意ある呼応措置」について何の答えも出さずにいる。 現在、岸田内閣に対する低い支持率で敏感な強制徴用解法案と関連した協議に積極性を持たないようだ。 朴長官は昨回の会談で「日本の誠意ある呼応のための政治的決断」を促した。


16日、日本政府が島根県が主催する「竹島(日本が主張する独島の名称)の日」の行事をきっかけに「独島は日本の土地」という強引な主張を繰り返すことに関連して、招致された熊井直樹在韓日本 大使館総括公社がソウル鍾路区外交部でエレベーターに乗っている。 [連合]

このような状況で韓日両国間の悪材は積み重ねられている。 日本は今年上半期、福島汚染水放出のため足早く動いている。 最近、日本原子力規制委員会(NRA)は、東京電力の「福島原発汚染水海洋放出施設設計・運用関連実施計画修正審査書(案)」を認可した。 東京電力が既存の測定対象核種を64個から30個の核種に半分を減らして再選定したのが主な骨子で、来月末最終認可される予定だ。

福島汚染水問題が韓日両国だけでなく、影響を受ける近隣諸国の懸念が大きくなっており、最大懸案に浮上している。 ここに日本は去る22日'竹島の日'行事を進行して独島領有権を主張しており、これに先立ちソウルで開かれた成仁日王の誕生日レセプションで日本の国家である'きみ歌謡'を演奏して 議論が起こった。

国民世論が敏感になった状況で分かれ道に立った強制徴用解決法議論が今後進展のためのきっかけが設けられるか注目される。 来る5月、日本広島で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議にユン・ソクヨル大統領が招待されれば韓日首脳会談が開催されるという期待感が出てきて強制徴用解法案に対する最大の噴水令になる見通しだ。 現在まで韓日局長協議など対面実務会議は予定されていない。 韓国政府は28日から被害者遺族と集団面談を始める計画だ。

(ヘラルド経済)silverpaper@heraldcorp.com
 

記事は、他にもいろいろ懸案事項があるとしながらも、「来る5月、広島で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議にユン大統領が招待されれば、首脳会談が開催されるという期待も出てきて、本件の解決案に関する最大の転換点になるだろう」と書いています。これもまた直接的に書いてあるわけではありませんが、「だからこそ招待すべき」とでも言いたいのでしょうか。

ただ、いまのところ、G7招待に関する局長協議など、これといった実務的な話し合いは予定されていないそうです。そういえば、前のG7・・議長国はドイツでしたっけ。あのときも招待は無かったはずですが。文政権のときには、なんだかんだでG7ゲスト参加してましたから・・気になったのでしょうか。なにかの競争心で(笑