韓国各メディア、次官級会議の後から雰囲気に変化・・「一緒にWBC見るとかの話もあったのに、なぜハイレベル会議でも進展が無いのか」
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    2023年2月16日 尹政権の大冒険 シンシアリーのブログ, 韓国情報 0件

以下、漢字で書いた単語の『◯』は『金』、カタカナで書いた各単語の『◯』は『イ』です。読みづらくて本当に申し訳ございませんが、どうかご理解の程をお願い致します。さて、最近、韓国側のメディアは、例の現◯化案件において、かなりポジティブな記事を出していました。ただ、基本的に、「いくつかのメディアが同時に報じだ」ものがありませんでした。あるメディアが独自取材で記事にすると、それをソースに他のメディアがそのまま報じるパターンだったわけです。

本ブログであまり取り上げなかった理由も、そこです。前にも同じ文章を書いたことがありますが、もともと『そんなこと言ってない』が多すぎるのもありますが、匿名関係者の情報だとしても、記者「たち」と会って(記者たちが集まっている場所などで)話した内容ならまだ分かりますが、そうでない場合は、ちょっとどうかな、と。しかもその中身は、とても現状でそこまでするか?という内容ばかりでした。岸田総理もこれといって目新しい発言は無かったし、尹大統領もまた、国内での説得作業が全然進んでいないわけでして。

記事の中には、尹大統領が訪日して、岸田総理とともにWBCを観戦するという話まで出てきたりしました。他にも、(去年)12月中には最終解決案を発表するとか、1月中には発表するとかの内容もあったし、いまは2月中に最終解決を目指すという話も出ていますが、さて、どうでしょうか。話し合いが行われていること自体は間違いないでしょうけど、二人でWBC観戦はどうかな、としか。14日、ジョ・ヒョンドン外交次官と日本の森健良外務事務次官の会談がありましたが、1時間予定だった会談が2時間半も行われ、しかもこれといった発表はありませんでした。ソウル経済によると外交部は、会議が長くなったのは必ずしもよくないことだとは言えないとしながらも、ここまで長くなったのは、さすがに話が一致しなかったという意味でもある、と話しました。

18日にドイツのミュンヘン安保会議パクジン外交部長官、林芳正外務相がまた会談することにした、とのことですが、14日の次官レベルで事前調整が出来ていないなら、長官レベルでもこれといって画期的な進展があるとは思えません。そもそも、14日の会議は、そのためのものだったのでしょう。一部のメディアは、(いままでの各報道の雰囲気とは異なり)「なんでハイレベル会議でもこんなに話が進まないのか」と、不思議だというニュアンスで記事を書いているところもあり、ネットメディアではありますが、このままだと長期化するのではないか、と報じるとこともあります。

そこまでは書かないにせよ、「あ、これ、思ったより時間かかりそうだな」なニュアンスの記事は複数のメディアから出ており、いままでに比べるとずいぶんとムードが変わりました。特にニューシースの記事には、「外交部側が『いままだってこうだったではないか』としながら、何か急な進展を望むスタンスを牽制している」こと、「首脳会談(ユンたんの訪日)ができる状況ではない」ということ、そして、米国側はあまり関わらないでいること、などが書かれています。以下、<<~>>で引用してみます。

 

 

韓日外交次官、「徴用解決法」置いて150分協議・・・「今後もコミュニケーション持続」(総合)

https://v.daum.net/v/20230214171911577

パク・ギョンは記者入力 2023. 2. 14. 17:19

 

米ワシントンDCで量子協議
18日外交長官会談展望

 


チョ・ヒョンドン(右)外交部第1次官が13日(現地時間)米国ワシントンDCで森武雄日本外務省事務次官と会って会談する前記念写真を撮影している。 駐米韓国大使館
[ソウル経済]


韓日外交次官が13日(現地時間)米国で会い、いわゆる「徴用解法」と関連したマラソン協議を進行したが最終結論を下すことができなかった。 両国は今月18日に開かれると見られる外交長官会談で関連議論を続ける予定だ。

14日、外交部によると、チョ・ヒョンドン第1次官はこの日午後(現地時間)ワシントンDCで森武雄日本外務省事務次官と約2時間30分間会談し、強制徴用問題を含む韓日両国間の主要懸案及び相互関心事について深くある 意見を交換した。

両次官は、首脳間合意により早急な懸案解決及び関係改善のため、外交当局間の緊密な協議を加速していくことを評価し、今後も様々なレベルで緊密なコミュニケーションを継続していくことにした。

チョ次官は協議以後、現地特派員と会って「森次官と強制徴用賠償問題に対する接点を見つけたか」という問いに「まだ接点を探そうと努力している」と答えた。 チョ次官は「会議が当初計画より1時間半ほど長くなったのはどう見なければならないのか」という質問には「会議が長くなったというのは悪いことではない」としながらも「議論が長くなったということは結論に至らなかったという話にもなる。 まだ私たちが協議をもっとしなければならないと思う」と説明した。


特に「両国間の終盤の争点として知られる日本被告企業の賠償参加が最大話題だったのか」という趣旨の質問に、チョ次官は「今、私がある特定の事案について説明するのはちょっと困難だ」と言った。 それとともに「私たちだけでなく今、日本側もとても動向に敏感で、また特に韓国メディア報道をとても敏感に見ている」とし「そのようなことを勘案したとき、今私たちが進行する状況を私が具体的に申し上げるのは難しいことを理解していただきたい」 いいな」と付け加えた。

両国が追加議論を進める計画については「次の日程を私たちが次官段階でとったわけではない」とし「ミュンヘンで両国外交長官が会う可能性があるため、次の日程は次に報告しなければならない状況のようだ」と 伝えた。 朴ジン外交部長官は今月17~19日、ドイツで開かれるミュンヘン安保会の期間、林吉正日本外務相と会談する可能性が有力だ。

これと関連してイム・スソク外交部スポークスマンはこの日午後定例ブリーフィングで「朴長官は今週ミュンヘン安保会議に参加する予定」とし「そのきっかけに日本外務相も参加することになれば自然に韓日外交長官会談が開かれると期待している」と明らかにした。 外交部当局者も記者らと会った席で「(韓日外交長官会談を)現在両国間で調律中」とし「決まったら適時に発表する予定」と伝えた。


一方、朝次官はこの日の協議で、森次官に福島原発汚染水(処理水)の放出に関する国内の懸念も伝えた。 彼は「韓国の懸念、また私たちが提示する様々な科学的な問題点はすべて指摘した」とし「これを解消するために日本がさらに努力してほしいという話をした」と説明した。 これに日本側は韓国だけでなく他の国でも問題を提起しているため、こうした懸念を解消するために最大限努力中という立場を明らかにしたとチョ次官は伝えた。

また「米国が中国偵察風船問題に対する韓米日3国の共同対応を要求したのか」という問いには「共同された対応ではない」とし「基本的に米国と中国との関係で起こっている状況」と言及した。 続いて「領土と主権を侵害する事案については、国際法によって許されないというのが私たちの公式的な立場」とし「このような立場を再確認したと申し上げることができる」と述べた。


この他にも両次官はこの日協議で北朝鮮の完全な非核化目標及びこれを達成するための韓米日、韓日間緊密なコミュニケーションと協力の重要性を再確認したと外交部は明らかにした。 外交部によると、朝次官は日本が国連安全保障理事会非常任理事国として、北朝鮮核問題と関連した安保理の団結した対応を牽引するために積極的に努力してくれることを要請し、両側は緊密なコミュニケーションと共助を継続していくことにした。 両次官はまた△納北者△抑留者△国軍捕虜△脱北民△離散家族など多様な北朝鮮人権問題の早急な解決必要性に共感した。

両側はまた多様な地域・グローバル懸案対応において韓日、韓米日間の共助を持続して強化していく必要性について意見を共にした。 最後に、自由・平和・繁栄という基本的価値をもとにしたインド・太平洋戦略、韓国・日本・オーストラリア・ニュージーランドなどアジア太平洋パートナー4カ国(AP4)などを通じて両国間協力ビジョン及び類似入場国との協力を さらに強化していこうという意見を集めたと外交部は伝えた。
パク・ギョンは記者 euny@sedaily.com

 

 

<・・政府高位当局者は「現政権でも数カ月間も協議したが、短期間で結論を出すのが容易ではない」と話した。また「一部進展があっても、全体の絵が完成するまでは進展した部分だけ話すのが難しい部分もある」と慎重な立場を堅持した。この当局者は「協議をする日本側も言論対応にはとても慎重な姿勢」とし「今後も(協議の)過程が進むだろうが、局長級から次官級、長官級まで予想されているだけに、私たちが望むのは、そのような過程を経て、近い将来に結論に達することである」と説明した・・>
<・・一方、この当局者は、首脳会談の可能性に関連しては、「現◯化のように急迫した懸案があるため、このような問題がうまく解決されることが、次の段階の目標に向かうための道」とし「まだ首脳会談を別に協議できる段階にはなっていない」と話した。交渉に関して、米国の役割についての質問には、「今、進めている協議に(※米国側が)介入したり関与することはない」と線を引いた。ただ、「大まかにこのような方向に進んでいる、というぐらいの動向は共有している。それは日本側も同じだろう」と話した(ニューシース)・・>


じゃ、結局は何が問題なのか。それは、15日にパクジン外交部長官が国会で話した内容から分かります。国会、外交部の業務報告での質疑応答内容で、野党議員の質問についての発言です。「日本側に、ハンセ◯とシャザ◯の精神を続けていくように促している」。結局、会談が1時間半も長くなった理由は、これではないでしょうか。