英米の美術館ツアーに参加☆

 

昨年は、夏、そして年末に英米の美術館ツアーに参加し、その都度クラスにてガイディングに関するレポートをすることができました。ロンドンでは、大英博物館、ナショナルギャラリー、ヴィクトリア&アルバート美術館。アメリカNYでは、メトロポリタン美術館、ホィットニー美術館、ドナルド・ジャッドのスタジオツアー、ヒューストンではヒューストン美術館。ジャッドのスタジオ以外は大規模美術館ばかりでしたが、人数の少ないツアーではガイドさんに個人的にお話しが伺える機会もありました。

 

多くの美術館を回って分かったのは、「色んなツアーの方法があっていいんだ!」ということです。概ね、ガイドは「質問も皆さんに投げかけながら、解説をメインとする」スタイルが中心でした。私が以前から取っていたスタイルです。完全なる“対話式”というわけでもなく、、です。(キッズ向けは対話式が多いですが)

 

しかし、美術館によっては、ガイドが一方的に1時間ずっと話しっぱなしというところもあり、それはそれで驚きました。きっと美術館の方針なのでしょうか。質問を多く入れると、それだけ1作品に時間をかけないといけませんので。。

 

作品について“学んだなぁ~”と思えるのは大概、質問されて、こちらに“考える”機会が与えられる時ですので、やはり質問は大事だと思います。ボランティア・ガイドのことは米語では”Docent(ドーセント)と言います。ドーセントとは”Educator(教育者)“であると向こうのマニュアルにはっきりと書かれてあります。ツアー参加の皆さんに何か一つ学んでいただけるような時間にしたいですよね!

 

まずは美術史の基本を一緒に勉強しましょう。

 

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宮本由紀

http://www.artalliance.jp/

“Education is not a preparation for life, Education is life itself” (John Dewey)

 

■■Art Allianceは「リベラル・アーツ」の知識と海外で通用する「英語力」の両方を身に付けるための新しいスタイルのスクールです。西洋美術史を通して、英語・英会話を学びます。外国人と対等に話、コミュニケーションが取れる「グローバル・パーソン」を増やすことを目的としております。■■