ディスカッション・タイム。まずはペアになって感想などをシェアしていただきます。

その後、クラス全体でその日のテーマについて話し合います。

 

 

【英語で学ぶ西洋美術史】~海外の美術館でボランティア・ガイドになりたい方&リベラル・アーツを学びたい方向けの講座~いつも2時間の美術史講義のあとに、アウトプットの時間を設けており、ガイドのワンポイントの話しや、作品についてのプレゼンを皆さんにしていただいているのですが、先日ご受講いただいている“アーティスト”の方に「ガイドのワンポイントの話しがとてもためになる。。」と嬉しいご感想を頂戴いたしました。

 

将来ガイドには恐らくならないだろう^^;作家の方が。。なぜ?とお思いになるでしょう。その方によると、「自分の作品についてお客さんに話す時、その“話し方”のヒント」になるというのです。

 

確かに、マテリアルは美術館ガイド向けとはいえ、「人に何か伝える方法」という意味では、幅広くカバーしてある内容なのです。このアーティストは以前NYのグループ展に参加し、会場で作品についてお客さんに質問され、何をどの順番で、どのように答えてよいのか迷ったらしく、今回のこのコースで学んだことは、次回展覧会時の対策を練るのに非常に参考になったと思って下さったようなのです。

 

結局、ガイドも美術館の所蔵作品について、どのポイントを取り上げ、どの順番で話し、どのような英語を使い、どのような質問をお客にし。。と、扱う作品をいかにAppreciateしてもらうのかを最重要課題として取り組むので、自作の前で立って話しているアーティストと同じなのです。

 

昨年の火曜日コースでは8か月かけて、美術史講義の部分とは別に「ガイド・ヒント」コーナーでこのようなことを話しました:

 

*お客さんにツアーをより楽しんでいただけるためのガイドの心得

*幅広い質問にどう対応するのか

*お客さんに反論されたらどう対応するのか

*ガイドの言葉遣いについて

*どのような教え方&学び方スタイルがあるのか

*クロス・カルチャー;外国人対応について

*教育におけるアートの役割

 

上記内容は「お客さんは海外の方」を前提に話しておりますので、外国人相手の日本国内でボランティア・ガイドとして活躍されている方にもプラスになるのでは?と考えております。

 

というわけで、今年も【英語で学ぶ西洋美術史】~「海外の美術館でボランティア・ガイドになりたい方&リベラル・アーツを学びたい方向けの講座」火曜日昼間/金曜日夜間/日曜日コースを引き続き開講いたします。“海外の美術館”とは謳っておりますが、国内で美術館ガイドや対話型鑑賞ガイドをすでにされていらっしゃる方(&目指している方)や海外の美術館のガイドツアーに“参加”できるようにご受講いただいている方、純粋なアート・ファン。。など様々な方にお越しいただいております。皆さん、共通していることは、(当然ながらですが)アートが好き、英語も好き。。ということ^^。 

 

●●●【英語で学ぶ西洋美術史】~海外の美術館でボランティア・ガイドになりたい方&リベラル・アーツを学びたい方向けの講座~

■日曜日コース “印象派からピカソまで” 121日(日)よりスタート。

■火曜日昼間コース “印象派からピカソまで” 後期コース 19日(火)より。(途中参加、単発参加OK

■金曜日夜間コース “ルネサンス・コース” 途中参加可。次回22日(金)~。

(詳細) = それぞれArt Allianceウェブサイトの”What’s new”をご覧ください。http://www.artalliance.jp/

 

*次回、体験レッスンは 39日(金)夜間です!→ https://ameblo.jp/yukiart2/entry-12343658463.html

 

宮本由紀

http://www.artalliance.jp/