ヒューストン美術館のキュレーターによる贅沢ツアー☆

 

 

こんにちは。“英語でアート”の宮本です。

昨年位から“将来は、海外の美術館でボランティア・ガイドになりたいです!”といった人に出会ったり、講座を受講していただいたりする機会が少しずつ増えています。

 

アメリカ・ヒューストンの美術館で8年近くインターン、スタッフ、ボランティア。。と全部経験した者としては、大変喜ばしいことです。大学の美術史学科に入学すると同時に、美術館でも“何かやってみたい”という想いから、まずはボランティア(一通り、ほとんどの職種を経験)でヒューストン美術館に入り、その後、ヨーロッパ美術部門でインターンの経験(今やワシントンのナショナル・ギャラリーの同部門でヘッド・キュレーターを務めているメアリー・モートンさんのインターンをしていました)、そして、美術館のリサーチ・ライブラリーでスタッフとしても働いておりました。

 

グリーンカードが降りて、初めて美術館から給与がもらえた時は、感動のあまり、なかなか小切手をデポジットできませんでした(笑)

 

ヒューストン美術館は全米5位の規模を誇る”Encyclopedic”な美術館です。今ではすっかりメジャーな美術館となってしまいましたが、当時は、直接キュレーターにアポを取って、“あなたのインターンをやらせて下さい!”と言えるような雰囲気が流れているところでした。NYのメトロポリタンだったら、難しかったかも?!

 

そして、南部特有の“温かい”人たちに沢山支えられたおかげで、様々な勉強をさせてもらえたのだと感謝しています。大学と大学院に通いながら、美術館から徒歩5分のところに住んでいたのもラッキーで、毎日のように“入り浸って”いました。

 

8年で得た経験をもっとアート・ファンの方々に伝授したい。。と常日頃思ってはいましたが、先日ある生徒さんに「海外の美術館でボランティア・ガイドになれるために、美術史を勉強したい。作品について、英語で話せるようになりたい。美術にまつわる専門用語も知りたい。」というご要望をいただきました。プライベート・レッスンでもいいとその生徒さんには言われたのですが、恐らく彼女と同じ想いを抱いていらっしゃる方は他にもいるはず!

 

アーティストがグローバルに活躍したい。。という話はよく聞きますが、「一般のアート・ファン」も、もっとグローバルに、ボーダーレスに活躍できるのではないかと思います。

 

私は今、アーティスト/ギャラリーのマッチメーキングなどの関係で、アメリカによく行ってますが、今後は向こうで講座をやってみたり、オンラインで国内だけではなく、世界に向けて講座を作りたいとも考えています。

 

会社の出張で海外へ行くのではなく、自分の意志で、自分の特技を生かして、海外で活躍する。活動する舞台を日本国内に限定する必要はないですよね。時期も、今すぐでなくてもいい。極端な話、リタイア後の楽しみのために、これからコツコツ勉強していくのもいい。会社の長期休暇やサバティカル(?)を利用するのもいいかも。

 

そんな長期目標を持つ方向けに「英語で美術史の勉強会」+「アート英会話の勉強」+「宮本のアメリカの美術館での経験談を聞く会」+「作品解説のポイントを学ぶ」+「(実践)最終的には、アメリカの美術館へ実際行って、作品の前で英語解説してみる。実際ガイドをしている方々にツアーしてもらい、ガイドの心得的な話を聞く」。。こんなコースを現在考えております。まだ企画の段階ですが、ご興味のある方、ご連絡いただけませんでしょうか。人数がある程度揃ったところで、開催いたします。

 

*現在ご希望が入っているのは、「平日昼間」開講となっておりますので、そのお時間帯参加可能な方ですと、比較的早い段階でグループ・レッスンがスタートできそうです。「平日夜間」「週末」ご希望の方は、メールいただく際に、その旨記載下さい。受講費の目安は、ウェブサイトの「プライベートと小グループレッスン」のところをご参照下さい。

 

Art Alliance宮本由紀までメール下さい。→ info@artalliance.jp

*スクール・ウェブサイト: http://www.artalliance.jp/

*宮本プロフィール: http://www.artalliance.jp/company/index.html