Claude Monet
The Artist’s Garden at Vetheuil, 1880(1881)
National Gallery of Art, DC
(前回のブログはこちら→ http://ameblo.jp/yukiart2/entry-11895286231.html )
こんにちは☆“英語でアート”の宮本デス。
明日はブリヂストン美術館での「英語対話型
鑑賞ツアー」です!
作品の前で外部の者が声を出して解説することは
日本のどの美術館においても「タブー」とされて
おりますが、寛容なブリヂストン様からは許可を
いただきましたので、
やりますわよ~~!!
英語鑑賞ツアー!
ご予約いただいております皆様、
どうぞお楽しみに♪
さて、前回ブログの続きです。
20代前半の頃だったと思うのですが、
趣味で絵を“描くこと”から始めたワタシ。
絵画教室で“模写”をするようになり、
私はモネの画集からお気に入り作品を
いくつか選び、描いていきました。
みんな、大好き☆印象派の巨匠、クロード・モネ。
あまりにも単純ですが、
私がアート道を歩むきっかけとなったのは
モネ。。といっても過言ではないと思います。
記念すべき模写1作目は本日UPの
作品です。これは実物のモネですが、
模写の方もなかなか良い出来でして^^;
現在は妹家族のおうち玄関に飾ってあります。
この作品、、幸せいっぱいに見えますよね?
But! 実はモネの最初の奥様が亡くなったばかりで、
後妻となる当時はまだ“人妻”だったアリスさんとの
複雑な関係にあったモネが描いた作品なのです。
それを知ったのは、かなり後からでしたが。。
作品が語るもの、また、隠されたもの、
そして、アーティスト本人が歩んだ人生について、、
絵を眺めながら、解説などを読みながら、
少しずつ、作品の「背景にあるもの」に
興味が出てきたのもこのころです。
とはいえ、本格的に勉強をしようとも
思わなかったし、“描く”方が楽しかったので、
展覧会へ行ってはカタログを買って満足して、
結局”coffee table book”となり、
読まないことが多かったです^^;
まとめますと。。
モネの模写をしながら、作家や作品の背景に
興味を持ち、美術館へ足を運ぶ回数は
増えました。
でも、展覧会カタログを読んでも、専門的
すぎて、あまりピンとこない場合が多かったですし、
「感覚的に観て楽しむ」
のがメインでありました~。
そして、20代後半になり、
「転機」
が訪れるのです。。
To be continued…!
宮本由紀