システムエラーで致命的なエラーWHEA-Logger ID:18としてエラーが記録されてPCが落ちてしまうことがやはり続きます。このエラーログを見るとCPUのキャッシュで不整合が起きているのが確認できます。MicrosoftのTechnetのWikiの情報によると以下のようになっています。
説明
このエラーは、ハードウェアに問題があることを示しています。マシン チェック例外は、コンピュータの中央処理装置がハードウェアの問題を検出したときに発生するコンピュータ ハードウェア エラーを示します。
注: WHEA は、Windows ハードウェア エラー アーキテクチャの略です。
マシン チェックの例外の原因となる主なハードウェアの問題には、次のものがあります。
- システム バス エラー (プロセッサとマザーボード間の通信エラー)
- パリティおよびエラー訂正コード (ECC) の問題を含む可能性のあるメモリ エラー。エラー チェックにより、データが RAM に正しく格納されていることが保証されます。情報が破損している場合、ランダム エラーが発生します。
- プロセッサのキャッシュ エラー。キャッシュには重要なデータとコードが保存されます。これが壊れていると、エラーが発生することがよくあります。
- 不十分な電圧レギュレーション (つまり、電源の問題、電圧レギュレーターの誤動作、コンデンサーの劣化)
- パワースパイクによるダメージ
- マザーボードへの静電気による損傷
- BIOS のプロセッサ電圧設定が正しくない (低すぎるか高すぎる)
- オーバークロック
- 以前のオーバークロックによって引き起こされた永続的なマザーボードまたは電源装置の損傷
- 不十分なエアフローによる過度の温度 (ファンの故障または吸気口/排気口の詰まりが原因の可能性があります)
- 不適切な BIOS 初期化 (BIOS がマザーボードまたは CPU を正しく構成していない)
- マザーボードが処理するには大きすぎるプロセッサのインストール (過剰な電力要件、非互換性)
- 過剰な電力を消費するか、適切な電圧調整を妨害する可能性のある欠陥のあるハードウェア
ユーザーアクション
- BIOS とマザーボード チップセットのドライバーを更新します。
- 製造元から更新が入手可能な場合は、すべてのハードウェア ドライバーを更新します。
- コンピューター内部の温度をチェックして、プロセッサーおよび関連する周辺機器が過熱していないことを確認します。
- CPU のファンをチェックして、CPU に正しく取り付けられていることを確認します。
- CPU をオーバークロックした場合は、設定をデフォルト設定にリセットします。
- 電源ファンが正しく動作していることを確認してください。
落ちるタイミングはCPUに大きな負荷かが掛かってしばらくしてからになるんですが、操作としては、大きなzipファイルを大量に解凍する、大量のFLACをmp3に変換する、Photoshopで多数のLayerを含むファイルを編集する、などを行えば高確率でこのエラーが発生します。
前はそれほど頻発はしなかったので、USBの問題を修正したベータBIOSが不安定な気がします。
一応今回の対策として、CPUのプレジションブーストオーバードライブのCPUのコア電圧制御カーブをマニュアルで設定していることでピーキーになっているのではないかと思って、プレジションブーストオーバードライブの項目、CPUのオーバークロックの項目をすべてAutoに変更しました。
ちなみにすべての項目をAutoに設定した後、CPU-Zでベンチマークを取りました。
シングル:677
マルチ:6708
手動のプレジションブーストオーバードライブよりも結果が良くなりました。うーん、CPUの性能に関してはBIOSの成熟が進んで初期値の場合が一番良くなるようです。
あとはこのエラーが解決できれば不安要素がなくなるんですが、ダメならBIOSのバージョンを一つ前の正式リリースに戻すつもりです。