１２月２日
埼玉県秩父市の、妙見祭を堪能すべく
いえ、妙見大菩薩への神恩感謝のために
秩父市へ！！
駅から秩父神社へ向かう道すがら
寄り道したところ
秋葉神社
秋葉
とついたら
元々は、修験道の寺があった
と思ってまちがいないです。
本殿の横の鳥居
大きい方が、女神
小さいほうが、男神
うしろに書いてある、
和合稲荷とは、女神をにおわすぼやかした神名
オオヤマツミは、山神で男神
ペアの男女神＝夫婦神を
大昔から崇めてきました。
そのうしろの、イチョウの大木
そこから本殿を見ると
天狗のお面
修験道だったことを表してます。
天狗があったら、元は修験道です。
そこに銅像があって、
秩父市の名士の方ですが、家紋がコレ↓
九州の島津氏の家紋で有名です。
明治維新後、秩父は政府にとことん叩かれた。
盛んだった絹産業を潰された。
そんな中で、市民と政府のあいだで
穏便に整備をすすめた人なんだろうな。
慈眼寺
立派なお堂がございます
聖観音が本尊ですが
大事なところには
琴を弾く女神と聴き入る龍
これ、神社だとだいたいキクリヒメにされてる
けど
きっと、清瀧権現なんだろうな
いわゆる、＝善女龍王ですな
トカゲ(=龍)を背負ってる神様です
その上には、玄武(亀)に乗るおじいさん
玄武は北を意味し、北極星＝妙見を意味する。
大事な場所に玄武があれば
妙見信仰であることがわかります。
男神で表現されるのは、ちと違和感だけど
両性具有ですからね
境内の中のこちら↓
開放してましたので、上がらせていただく
ぐるぐるまわすやつ〜
お経を保管してある。
壁には偉いお坊さんたちの像
奥には、
聖観音と阿弥陀如来
壊れちゃってるのも展示されてた
境内のすみっこの小さな小屋に
惹き寄せられました。
今まで、スルーしててごめんなさい
この二体は、↑↓
なにかの脇侍だと思う
なにかのって？
その後ろに置かれていた二体↓
着物を見てハッ！と気づいた
(以前、情報をゲットしてます)
スクナヒコナだ！
スクナヒコナは古事記の国造りの場面で
オオクニヌシを手伝った小さい神様
とされてますが
実は大違い！！！
宿儺(スクナ)とは、宿ってるって意味
ヒコナは、彦と女なはずで、
両性具有の神様なんだと、私は思ってます！
まさに両面宿儺
アニメ呪術廻戦で出てくる両面宿儺は
ちょっとおっかないけど
(イイモンかワルモンかまだわからないね)
飛騨地方に伝わる両面宿儺の伝説では
人々を助ける善き神様
どうして古事記で、
スクナヒコナを小さい神に描いたか
というと、バカにしてるんです。
本物の善き神はセリフなしだったり
悪神だったり、矮小化したりして
本物の神様から人々を遠ざけようとしてるのです。
古事記や日本書紀は
天皇を神とするために書かれた書物。
本当のことではあーりませんよ
だから、神名を覚えなくてもいいっす！
人が作った嘘の名前だから！
どこへお参りに行っても
かみさまいつも
ありがとうございます
で、大丈夫！！
その方が、本物の神様に感謝が届きます
境内の奥に薬師堂があって
そこに、小さな公園があり
珍しい！亀の乗り物！
遊んでたらお堂を撮り忘れた
絵馬だけ
秩父神社へお参りする前に
お諏訪さまへお参り
元々の神宮寺は
このへんにあって
お諏訪さんが本尊だった。
お諏訪さんとは、タケミナカタなんかではなく
愛と豊穣、良縁、子宝など
武運と世界の始まりと終わりを司る女神です
元々の神宮寺は
武田信玄が攻めてきた時に焼かれてしまい
その後、徳川家康が秩父神社を再興。
それが現在の秩父神社です。
お諏訪さんは、地元の言い伝えでは
神様の前妻ということになってて
妙見さんは後妻ということになってる
どちらも、同じ神様だから大丈夫なんだけどね
秩父神社に来ましたー
すでに
参拝のための行列がすごし！
この赤い岩は
わざわざ長野県の山中から運ばれてきたそう
赤い岩は
女神を表す
本殿
昨年は、補修のため見れなかったフクロウ
フクロウとはいえ
耳があって不思議なフクロウ
その向かいには
各地の一の宮がズラリと陳ぶ
祭の各町からの供物を運んだ籠も並ぶ↓
有名な、つなぎの青龍
悪さをするから鎖でつないだ
っていう説明は
ほんとに違うと思うよ
あまの池
そこにある
大木の切り株
妙見さんは、北極星
晩ごはんは
秩父で有名なカレー屋さんへ！
テレビ番組の
オモウマイ店
珍百景
で、紹介された
名物女社長がいるカレー屋さん
このたびは、
祭の方での店舗に行ってたそうで
お店にはいませんでした。
夜景も楽しんで
メインイベントの夜祭は翌日！！
つづく