ご先祖のお墓があるお寺の本山は永平寺
ということで
永平寺へのお詣りに
ぜひ同行してほしい
というご依頼をいただきました。
前日はどしゃ降りでしたが
(雨雲の形が、人みたいね↓)
当日の出発時には快晴
福井駅について
車で永平寺へ向かっていると
虹が出ました
永平寺に到着
紅葉、どうかな~?
と思ってたけど
美しい色づきになってました
黒くてわからないけど
韋駄天像↓
韋駄天は、足が速い戦士だけど
(『天』がつく仏尊は、鎧を着た武神)
合掌して、その手に棒を持つ姿が多い。
持ち物が剣である像もあるけど、
私は、棒を持ってる方が好き
その棒は、宝棒といいます。
先日、面白い話を知りました。
先日、面白い話を知りました。
『 明歴歴露堂堂 』
(めいれきれき ろどうどう)
中国の高名な禅僧・圜悟(えんご)と
修行僧との禅問答が由来らしいです。
意味は、
ある修行僧が師に問います
「真理が明らかにはっきりと表れているのなら、
なぜ真理を修めることができないのでしょうか?」
師は答えました
「菩薩の持つ八角形の棒で叩かれなさい」
叩かれなさいって、
めちゃウケる
それと、
観音菩薩は
八角形
の棒を持ってる
ということに
おおお
八角形~!!
韋駄天の宝棒は、
もしかして八角形かも?
韋駄天は、観音様なのかもね?
永平寺の韋駄天の画像を探してきました!
でも、手に持ってるものは紛失らしい~
永平寺は山の斜面にあるので
拝観料を払ってから、
拝観料を払ってから、
上へ上へと昇っていきます。
この立派なお堂が本堂かと思いきや
その奥に、見えてる屋根が本堂。↓
修学旅行生もたくさん来てたのに
私たちがお祈りする時
だぁ~れもいなくなった!!
二人の後ろから
ご先祖さまたちへと祈りを送るサポートをしました。
やり終えて、「はい」と声をかけたものの、
二人はずっと祈り続けていました
なので、とりあえず
氣がすむまで
他の方に迷惑にならないうちは
そっとしておくことに。
お寺は16時で閉まると聞いていたので
15:57くらいに
「そろそろ行かないと」
と、私が声をかけて
二人は、我に返りました
すっかり、ハマりこんでたのでした!
「え~!!こんなに祈ってたの!?」
と、時間を見てビックリ!
そして
そのあいだ、
ずーーーっと
誰も来ないで集中できたことにもビックリ!
約20分くらいかな?
「いいお詣りができた~!」
と、喜んでいただけました
翌朝、というか
深夜に起床して
永平寺の『朝のおつとめ』に参加
その中で
ご先祖さまたちへご焼香する時間があり、
依頼者さま、涙ぐんでたそうです。
たくさんのお坊さんがお経をあげてる中で
ご焼香できるので、素晴らしいです
さぞや
ご先祖さまたちも
お喜びでしょう
余談
「宗派が違うから…」なんて
おカタイことは言わないでね
宗派が違っても
お経は、お経だし
お祀りしているのは同じ仏さまです
しいて言えば
キリスト教でもイスラム教でもヒンドゥー教でも
神(仏)は変わらない。同じ存在。
それぞれの地域で
それぞれに発展した宗教だけど
大元は同一だと思うのです。
国ごとに、地域ごとに、リーダーごとに
神が違うのは
教える人が他と差別化したくて
自分がホンモノだ!と主張して
他を否定するから。
よくいるでしょ?
自分の汚点を知られたくないから
それを知ってる人の悪口を言って
距離を置かせるように仕向けて
自分の汚点を聞かせないようにする人
それと
心理は同じ。
そんなことする人は
そんなリーダーは
神とつながっちゃない。
(お天道様はお見通しをわかっとらん)
祈りは、純粋に祈りであって
宗派は関係ないと思ってます!
余談おわり
『朝のおつとめ』が終わると
すっかり陽が高くなってました。
(4時集合。7時解散)
お祈りが終わると修行僧さんが
境内を説明しながら案内してくれます。
四天王がいる門
説明をしてくれた若い修行僧さんは
今年の2月に入門したんだそうです!
入門する時と
永平寺での修行をめでたく終えた時だけ
この門をくぐれるのだそうです。
(一般の人もくぐれない)
入門する時、
この門の前で、2月の寒い中
何時間も立ったまま
待たされるんだそうです。
そこから、修行が始まってるんですね!
この先も、本当に辛く苦しい修行が待ってます。
本氣で、そこへ身を投じる覚悟はあるのか?
試されるのですね
『おつとめ』の前に、
位の高い僧侶の法話を聞きましたが
その中でも、
修行は本当に厳しいことを
お話しされてました。
一語一句おなじではないですが
お話しされた内容をご紹介します。
永平寺での修行はどこよりも厳しいです。
一生懸命にやっても
誰もほめてはくれない。
死ぬ思いでがんばっても全否定。
丁寧に教えてくれることもありません。
自分のしていることは
果たして正解なのかどうか
暗中模索で、もがいてもがいて
苦しみ抜きます。
それが修行です。
人生も同じですよね?
先のことはわからないし
なにをどうすれば幸福へ辿り着くのか
わからないまま、
みんなもがいているんです。
ゴールもないし
マニュアルもないです。
でもその中で、大切なことに気づかされますね?
わたしたちは
一人で生きてるわけじゃない。
服を一枚まとうことでさえ
その服が手元に来るまでに
多くの人の手をかけてきます。
わたしたちは生まれてきて
一人で言葉を覚えたわけじゃない。
教えてくれる人がいましたね?
生きることは
誰かのお世話になるということ。
永平寺の修行は
物理的な食事からして
とことん
飢えること
のようです。
入門したら、質素な食事で
あっというまに痩せるそうです。
そして、精神的にも飢えます。
悲しい苦しい痛い寒いツライ
安心という心に、飢えます。
天への道は
地獄を通過する
と、わたし、ブログに何度も書いてます。
本当の悟りを得るために
とことん自分をいじめるんですね。
以前、パドメツアーで行った
秩父の大陽寺
秩父の大陽寺
そこの住職も厳しい修行のおかげで
悟りを得られたと話していました。
大勢の食事を作るのも
修行時代につちかったノウハウで
修行時代につちかったノウハウで
なんなくできるのでしょうね。
だから
「私の心が "したくない" と言ってるからしない」
なんて言葉で、するべきことを放り出すことは
天への道からどんどんそれます
気をつけてね
天井絵が素敵なお部屋
蓮の花びらに乗る観音菩薩
そばにカエルがいる。
カエルは、水神の眷属
その↑向かいに
古めかしいお堂がいっぱい↓
一番小さい祠があるでしょ?
そこはアマテラスを祀ってる。
江戸時代までは、民衆には馴染みがなく
ちっさい扱いだったんだよ~
赤い扉のお堂は、稲荷。
右の大きいのは、
金毘羅神のお堂↓
金毘羅神は、男神
みたいに言われてるけど、
実は、女神。
『金』がついたら、女神
だと思うのが、自然だなあ~
と、思います。
龍の顔から、水が出てる↓
苔むしむしてるから
お堂たち同様に
古いものでしょうね。
入口付近に佇む
観音菩薩
天地観世音菩薩
と、書いてありますね?
覚えてるかな?
天神(アウキ)
地神(イクマ)
祈り(コトハ)
届け(ナムケ)
数年前に降りてきた祈り言葉
天神と地神が合体している
観音様なのかな?
永平寺入口の道路をはさんだ正面に
僧侶っぽい像だけど
なぜか、2体並んでる↓
男神と女神の夫婦神の
カムフラージュ?
って思っちゃった。
その上では
とても綺麗に色づく葉↓
宿に戻ると
目の前の山の霧が
見たことがないような
弧を描いていた
『朝のおつとめ』から戻って
朝食をいただきます。
宿をチェックアウトして
私が行きたい場所へ行ってくれるとのことで
こちらを、お願いしました。
『雄島』
波が、すごいことになってました!
橋のところで、左右から波がきて
ぶつかりあってました!
そして、島の側面には
柱状の岩がむき出し!
おお
事代主(ことしろぬし)と
少彦名(すくなひこな)は
同一で
三保大明神とも同一
と、書いてあります!!
ムフフフフ
女神よね~
異種混合で、
仲良く育ってます↓
アーチを描いてました
善きお詣りでございました
同行させていただき
まことにありがとうございました!!
急ではございますが!
11月20日(土)に行きます
12月10日(金)
12月11日(土)
新宿で玉ゆき安やります!
12月18日新大阪
12月19日名古屋にて
今年1年のもろもろを
クリーニング
2022年1月
豊橋と名古屋で
玉ゆき安
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わたしのおしごとの
食品のみならず
身体に当てても効果があります
毎晩22時に
みなさんと一緒に祈っています