『美女と野獣』に観音様 | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。

 

 

 


 

 


 

 

旧友のお誕生日(少し早めですが)を

しっぽりとお祝いしてきました。

 
 

そして

たまには映画でも見ようか

ということになり

『美女と野獣』を見てきました。

 

なーーーんと!!

ストーリーの中に

十一面観音菩薩さまがいたんですね~!!

 

★十一面観音について書いた記事★

 

十一面観音菩薩は

あらゆる姿に変身して

様々な方法で

みんなを掬(すく)ってくれる観音菩薩様。

 

奈良の長谷寺の

十一面観音の足元の部屋に

入ったことがある人は

その部屋の壁に

様々な姿が描かれてるのを見たと思います。

 

太ったおっさんの姿もあれば

子供の姿もあるし

妖艶な女性や

乞食の姿もあったはず・・・

 

(千手観音も、十一面です)

 

 

十一面観音菩薩は

一切のかよわき命 
総てを救うまでは
この身

菩薩界に戻らじ
という誓願を立て、人間界へ下りた菩薩。
 

救うといっても

ただ、やさしくなんでも助けるのではありません。

 

菩薩だとわからない姿になって

あなたのそばへ行き

日頃の頑張りを

癒したり

励ましたり

喜ばせたりして

応援したり、

日頃の素行の悪さを

叱ったり

あおったり(もっと酷い状況にして悩ます)

ギャフンといわせたりして

戒めを与えたりもします。

 

 

 

この『美女と野獣』に出てくる

王子に呪いをかける魔女は

十一面観音菩薩そのものなのです!!

この↑動画の部分のあらすじを

ちょこっと書きます。

贅沢し放題に育てられた王子は

美しいものだけを好み、

毎夜、遊びほうけていました。

そこへ

一晩の休息を求めて

みすぼらしい老婆がやってきます。

何も持ってないが

このバラを差し上げる

と言います。

王子はとりあわず

汚いばあさんを外へ出せ

と言います。

すると

老婆からまぶしい光が・・・

老婆は、実は

美しい魔女(十一面観音菩薩)だったのです。

美しい魔女だと知った王子は

許しを求めますがすでに遅く

魔女は、王子を

野獣へと変えてしまいました・・・

 

という映画のオープニングです。

 

しかし

この魔女=観音様は

近くの村にずっといます。

 

乞食の姿で。

 

村の者から

小銭をめぐんでもらう女性です。

 

ああはなりたくない

と、みんなに蔑まれている女性です。

 

アガッタ(AGATHA)という名です。

 

心無い王子に

心を教えてあげられる娘が現れるのを

ずっと待っていました。

心豊かな娘が現れると

その娘と王子を引き合わせるために導きます。

そして残酷な試練を与え

その中に芽生える

真の愛を見出させます。

 

 

彼女に注目しながら

ぜひ

『美女と野獣』

見ていただきたい。

 

美女と野獣が

美女と王子になって

めでたしめでたしになっても

決して

自分の正体を明かしません。

これこそが

本物の善意

だと思いますキラキラ

本物の神は

私は神だ

なんて言いませんよ

 

美しい魔女

っていうのも

人が

わあああああ!

ってなるための一面ですよ。

 

ほんとの姿は

頭に家来がたくさんついてる

蛇体の神です。

 

顔だって、

人間と同じとは限りません。

(画像は、天河弁財天が所有する弁財天のお姿)