出雲大社から鰐淵寺へ・・・ | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。

 


前の記事から続いてます・・・


 
この案内図を見ても、地理がよくわかんないから
どうしようもない・・・
(方向音痴だし)

NAVITIMEで検索。

一畑電車に乗るらしい・・・
出雲大社駅に着いて、時刻表を見ると
ちょうど電車が来る。やった!
  
うわーーーレトローーーー
って、ホント、無知でごめんなさい

高浜駅で降りる。
が、この先が
徒歩・・・約1時間とな。
(あとで聞いたら、出雲大社からだと
 山越えなきゃいけないので、とんでもなかった)

時間に余裕あればのんびり歩くのもいいけど
のんびりはしていられないのよ。
ここは、時間をお金で買うしかないか・・・と
駅からタクシーを呼ぶ。

乗りこんで
わにぶちでら(鰐淵寺)へ行きたいんですけど」
と言ったら、一瞬、間があってから
「・・・あ、がくえんじ(鰐淵寺)ですね?」
「がくえんじって読むんですか?すいません(笑)」
「いえいえ。お寺の名前は難しいですよね~」
なんて話から始まり
この運転手さん、コワモテながら
めっちゃ歴史好きで面白い!!!
ただ歴史に詳しいだけじゃなくて
シニカルな視点から歴史を探っていて
「弁慶っていうのは、元々、
 格下の僧侶の名前に使われることが多かったから
 どこにでも弁慶っていたんですよ。
 それが、源義経と一緒に活躍したのが
 名前が弁慶って聞いたら、どこの寺でも
 ウチにいた!ウチにいた!って言いだすんです。
 だから、本当の出身というのは謎ですよね」
って。

たしかにそうだよね~~~
弘法大師だって、日本中に足跡があるけど
いくらなんでもあんなに細かく回れないよね?
「弘法大師の弟子です。」
「高野聖です。」
と名乗っているのに、結局は
「弘法大師が来た」になっちゃったりするんだろうなぁ・・・

そんなこんなで運転手さんと笑いながら、
30分くらいで鰐淵寺に着く。
実は、駐車場から先、徒歩で15分くらいの道のりがあるのだが
運転手さんは、「平日だから大丈夫ですよ」って
山門まで行ってくれて
 
「帰りもメーター止めて待ってますよ」と言ってくれた。
「じゃあ、どうせ待っててくれるなら、一緒に中へ行きます?」
と聞いたら、一緒に来てくれた。
シニカルな歴史トークがホント面白いんだもん。
 
入山料、一人500円だから
運転手さんの分も払おうと思ったら
「運転手さんは無料でいいですよ」と言ってくれた。(^人^)
 
階段を昇っていくと
 
狛犬と・・・亀さん=玄武
妙見信仰ここにもありか・・・

階段上がった正面にあるのが、根本堂
  
 
運転手さんが撮ってくれた(*^^)v
本尊の千手観音像は、慈覚大師の作だそうです。

ここの御紋を見て、びっくり。

 

くるくる来ぅるぅーーーっす 
十字(ちょっとダジャレですんまそん)
(でも、ユダヤうんぬんとは言いたくない)

この左に、昔は社があったはず・・・な跡があり
そこに最近置かれたらしい、ぽつんと、阿弥陀如来像
 

そのまた左に、
  
摩陀羅(まだら)神社
初めてお目にかかりましたっ
これは・・・お金と時間をかけて来た甲斐がありましたっ

慈覚大師が唐にいた頃に感得し、
日本へ連れて帰ったといわれる
謎に満ちた神
    
左:牛祭りの様子  右:摩陀羅神曼陀羅(頭上に北斗七星)

白い面で顔を隠して日本へ来たとか・・・
京都の太秦・大酒神社にはこの摩陀羅神のお祭があるが
それは、牛祭り と呼ばれている・・・

牛といえば、日本ではスサノオ=牛頭天王

そして、この鰐淵寺のwikipediaの説明を読んだら・・・
山をへだてて南西側に位置する出雲大社との関係も深まった。
稲佐の浜を極楽浄土の入り口とみなす信仰が発生し、
神仏習合の形を取った出雲大社と鰐淵寺の密接な関係が発展し、
後に出雲大社の別当寺を務めるまでにその関係は深まった。

16世紀後半から17世紀初頭に掛けて、
出雲大社では 御頭神事が衰え、また
祭神が須佐之男から
大国主命

変更された
ことから、
神仏習合を通じて深い関係を持つ鰐淵寺は
出雲大社との関係を見直すこととなりその勢力は衰えを見せた。


前の記事に書いた、国造館の説明の中で
高天原や天皇の権威に服しない神 とは、
スサノオのことでしょ?
荒ぶる神=荒(すさ)の王

なのではないのかな?

また、すごく詳しく調べていた方の記事では
やはり古文書に
両者の縁起は
同じスサノヲ ノ尊

とあるそうだ。

出雲大社は、元々はスサノオを祀る神社だったんだね。
だよね~~~~~( ̄∀ ̄)
(すんごく納得)


話を鰐淵寺へ戻しましょう。

摩陀羅神社の左には、稲荷神社
 

根本堂の右には、名前のないお堂があるけど
これが薬師如来のお堂なのかしら?
 
てっぺんに、徳川家の葵の御紋
 
明治政府の神仏分離令の折、ここも相当叩かれたそうだ。
徳川の息はかかってるわ、神仏習合しまくってるわ
存続させるには、かな~~~りのご苦労があったらしい・・・
だけどさ
神仏分離なんて、明治時代から始まったこと。
たかだか200年くらいなもんよ。
元々は習合が当たり前。聖徳太子に見習いたまえ。
最近、やっとそれが復活しはじめたね(^人^)

このお堂の前に、珍しいものが・・・
  
なんだろう?この青鬼さんは・・・

気になったもの・・・摩陀羅神社にあったこの紋
 
32本の菊花紋???天皇の倍でっせ(笑)

気になったもの・・・6面の塔
  
南無甘露王如来 って、なんだか素敵じゃない?
全部、如来って書いてあるけど、6人もいないでしょ?
南無阿弥陀如来って、書いてあるから
阿弥陀さまの特徴を語っているのか?
南無妙色身ってのも、なんだか色っぽいよね(*´艸`)

私の妄想では、みんなイコールなんじゃないかと・・・
阿弥陀如来
  | |
観音菩薩モロモロ
  | |
吉祥天女、迦陵頻迦(かりょうびんが)
     | |
イナダ姫(瀬織津姫はじめその他モロモロの女神)
  | |
シュメールのイナンナ女神


( ̄∀ ̄)無知でおバカのただの妄想ですから( ̄∀ ̄)

さらにこの紋も気になった。(階段の中腹にある)
 
巴に九曜も気になるけど、その上の紋がさ・・・
パドメツアー終わった後の空にあったのよ・・・
  
違うっちゃあ違うかもしれないけど
こんな雲、珍しいねぇ~~~って参加者の人と話してたの。
ポセイドンが持ってる槍にも似てるね?
 
あれ?スサノオは海も司るんだっけ?( ̄∀ ̄)

こちらは、源義経=牛若丸に仕えた弁慶が
他の寺から(無理矢理)もらってきたという鐘
 
木の先に吊るして担いできたという伝説・・・
タクシーの運転手さんに協力してもらって
こちら・・・
 
『提灯に釣り鐘』っていう言葉、まさにコレなんだって。

出雲でタクシーに乗るなら、ぜひ、ご指名をぐー.gif 
シニカルが味なので、
真面目に歴史を語りたい人にはオススメできませんが
谷本ハイヤーの 高畑さんです。

そして、やっぱり気になる・・・滝の音・・・(笑)
運転手さんには悪いので、ここは待っててもらって
一人、『浮浪の滝』へ向かう。
 
わくわく
飛び石で川を渡ってしばらくは普通に道があった。
そして素敵なお堂
  
山王七佛堂って書いてあるけど、中はからっぽでした。
この後ろを回るようにして、まだ道は続く・・・
 
崖っぷち~~~(毎度のことなので慣れてます)

どんどん歩いて(傾斜はゆるやかなので楽です)
 
到着
岩を削ったところにお堂を建てている。
修行僧がコツコツと岩を掘って建てたんだよね・・・
スゴイなぁ・・・

もうちょっと上まで行けるかな
 
ここから下を写すと
 
手前に、一か所、深い穴がある。
千葉県の日本寺へ行った時も同じような穴があった。
きっと、修行僧が禊のために
水を溜める穴を掘ったんだろうな。

で、ここから降りる時・・・
ズルっと滑ってすべり台状態になってしまった(笑)
どこかむちゃくちゃ痛いってとこもないので
あ~あ、お尻ドロンコ(笑)
くらいにしか思わなかったけど
肘についた泥を川の水で洗ったら、擦り剝いてた(笑)
ジーパンの泥も、川の水で流してたら
あれ?ブレスレットが1本、無い。切れちゃったか・・・
と、お気に入りの石くらいは拾おうかなと思ったら
そのままでよい
と言われ、
あそっか
と、納得して、そのまま置いてきました。

駅で、私の後ろ姿を見た人は
お尻はびしょびしょで泥っぽいし肘は擦り剝いてるし
「いい歳して、どうした!?」
って思っただろうなファイル00740001.gif 
 
自宅に着くのは22時半くらいになるので
息子に、お迎えは明日でいい?って聞いたら
明日はプールがあるからダメ!今日帰る!
とのことで
自宅に着いてそのまま車に乗り
迎えに行って、帰ってきて夜中の2時すぎ。
母、がんばりました。
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