自分に言ってあげよう
って、流行ってますね？
良いことです。
どんどん言って
潜在意識にある負の記憶を浄化しましょう。
だけど、自分にしか言ってないんじゃないですか？
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛しています」
自分以外の人に
言えてますか？
たとえば
道で肩がぶつかった。
「ごめんなさい」って言ってますか？
相手も言わないから、自分も言わないですか？
たとえば、夫婦喧嘩してしまった。
親子喧嘩でもいい。
つい感情的になって、
「言い過ぎてしまったな」
と感じても
素直に「ごめんね」って言えない。
だって、相手だって言わないんだから
私だって言わなくてもいい。
あっちが悪いんだから、あっちが言えばいい。
自分にできないことを
相手に求めるのも
おかしいですよね？
このＣＭ
覚えてますか？
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう
そうして
あとで
さみしくなって
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう
こだまでしょうか？
いいえ
誰でも
子供の世界だけじゃないですよね。
社会全体です。
世界中です。
地球規模で
宇宙規模で
自分の行動一つで
世界を変えていけるんです。
自分の環境を変えていけるんです。
傷つくことももちろんあります。
「ごめんね」
って言っても
仲直りできないこともあるでしょう。
でも、言うことが大事です。
投げかけることが大事。
謝ってすむなら警察はいらない
って言葉もありますが
警察は何もしてくれません。
あなたの感情をなだめてくれたりしません。
がんばってるのに
どうしてうまくいかないのかな？
と思ったら
自分の家族を見てみましょう。
そこには
自分の姿が映し出されています。
自分の親の場合は
自分が成長してくる過程において
必要な試練を与えてくれる存在だったりします。
でも
自分の伴侶や
子供たちには
自分自身が映し出されます。
ご主人・奥さんと
理解しあえないまでも
日常会話はありますか？
和解できなくても
和合でいいんです。
家族というものを
共同経営しているんですから。
（経営とは＝方針を定め、組織を整えて、目的を達成するよう持続的に事を行うこと）
子供と会話していますか？
思春期の子は気難しいですが
それでも
話しかけたことに
答えますか？
自分の家族との
信頼関係はありますか？
そこができていないのに
外でばかり
いいかっこしてても
いつかボロがでますよ（笑）
マザー・テレサも言っています。
まず自分の家族を愛しなさい
がんばってるのに
うまくいかないなら
方法が間違っているのかもしれませんよ。
押しつけになっていませんか？
上辺だけのきれいごとで
その実は、ごまかしだったりしませんか？
こういうことを書くと
私のことを
「親に愛されずに育ったから愛を知らない」
「えらそうに、なにがわかるんだ」
と言う人もいるようです。
ところがどっこい
だからこそ
純粋な愛とはどういうものか
まっさらな心の眼で見ることができます。
育った環境に感謝です。
虐待されて育ったから
心が歪んでるという人もいるでしょう。
心身ともに、痛みに強くなりました。
ちょっとやそっとじゃ、くじけない強さをもらいました。
育った環境に感謝です。
今は
母とは『和合』しています。
元々、私に無関心の母なので（笑）
ちょうどいい距離感を保てています。
（親戚の連絡事項も、私へ忘れていたりします（笑））
私の息子は
言葉の理解力がとぼしくても
やさしく素直に育ってくれています。
（学校では年下の面倒をよくみているそうです）
息子は軽度自閉症なので
イライラした口調などは
抑えなければなりませんでした。
修行させてもらいました！
ほんとにありがとう！！！
でも、息子が本当に悪いことをした時は
大魔神のごとく叱りました。
お母さんが怒る時は
本当にアカン時！
ということがわかっているようです。
スキンシップも欠かしません。
（一日一度はぽんぽんと背中を叩いたりしています）
たくさんの経験が
私を育ててくれました。
渦中にいる時は
本当に辛くて苦しくて
死んだ方がまし！って思うことも
たくさんあったけど
今は
そのすべてが自分のチカラになっていることが
しみじみとわかります。
マザー・テレサの傷だらけの心を思えば
自分が受けた傷など、ささくれ程度です（笑）
『心が折れそうな世界で』
なんだか話がそれちゃったけど
自分自身の言動
真心で
責任もって
行いましょう
まごころ【真心】
他人のために尽くそうという純粋な気持ち。
偽りや飾りのない心。誠意。
コトバンクより