昨日の夕方の空、とてもキレイでした。
（その前の日も不思議でキレイな空だったけど）
そうか、終戦記念日だった・・・
以前、電車の中で大学生風な男子が話していました。
「日本って、アメリカと戦争したって知ってた？」
「まじで！？」
20歳近いくらいだと思うけど・・・
日本の教育って、そんなもんよね。
第124代天皇(在位:1926年12月25日 - 1989年1月7日）
昭和天皇 裕仁（ひろひと）
子供の頃、テレビで見た昭和天皇の印象は、
口をもごもごさせて、ぽそっ、ぽそっ、と喋る
やさしそうなお爺ちゃんというカンジ。
激動の時代を生き抜いてきたお方とは
とても思えない。（すいません）
関東大震災も経験したし
（馬に乗って視察し、現状の酷さに、自分の結婚を延期した）
暗殺されそうになったこともあるし（狙撃された）
そして、様々な戦争・・・
アジア諸国への侵略
太平洋戦争・・・
さて、
あのどっから見ても温和なお爺ちゃんが
あれだけの闘いを指示したとは
とうてい思えない。
『マッカーサー回想記』より・・・
（天皇がマッカーサーと会見に来る時）
私は天皇が、戦争犯罪者として起訴されないよう、
自分の立場を訴えはじめるのではないか・・・
という不安を感じた。
しかしこの不安は根拠のないものだった。
（天皇がマッカーサーに言った言葉 ↓ ）
『私は国民が戦争遂行にあたって
政治・軍事両面で行った
全ての決定と行動に対する全責任を負う者として
私自身を
あなたの代表する諸国の裁決にゆだねるため
あなたをお訪ねした』
私は大きな感動にゆすぶられた。
死をもともなうほどの責任
明らかに天皇に帰すべきではない責任 を
引き受けようとする
この勇気に満ちた態度は
私の骨の髄までもゆり動かした。
もっと詳しい記事
この 帰すべきではない責任 とは、どういうことか？
若き天皇は、軍部の操り人形だった。
天皇という枠組みの中で、軍人が国を動かしていた。
彼らが決めるままに、任せていた。
それでも、天皇に責任がないわけではない。
作戦の案を聞き、了承していたわけだから。
でも、マッカーサーは、
天皇が、満州事変から太平洋戦争までの長い戦争を
先導して指揮していたわけじゃないって知り
さらに、天皇が国民を想う心に
惚れ込んでしまったんだな。
そんな昭和天皇を描いた映画
ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督の 『太陽』
このトレーラーの最後の、監督の言葉・・・
彼は、あらゆる屈辱を引き受け
苦々しい治療薬をすべて飲み込むことを選んだのだ
日本国の罪をすべて背負うことを選んだんだ。
フィクションですが、たくさんの情報を元に作り上げた映画。
詳しいレビュー
天皇役のイッセー尾形の演技に、クスクス笑ってしまうが
きっと、実際の昭和天皇もおちゃめなお方だったんだろうな・・・
戦争で散っていった命のために
天皇は靖国参拝を、老いても欠かさなかった。
（お亡くなりになる前の終戦記念日も、参拝している）
私も高校生の頃は、
靖国神社に対してあまり良いイメージがなかった。
でも、なんやかや言う前に、
純粋に、日本国のために捧げた命
その想いは本物なのだ。
それを敬わずに、大切にせずにいたら
それこそ罰が当たる
そう思うようになった。
戦争で、日本がしたことは、
もっと認識と教育を促した方が良いと思うが。
（ドイツを見習おう。原発のこともね）
この ↓ 映像は、原爆投下に対しての発言・・・
あらゆることに配慮しての発言だろうという慎重さと心痛さが
口元をいっそう、もごもごさせている・・・
このご本人映像を見てから、映画『太陽』を見ると
イッセー尾形・・・なお可笑し
こんな話を聞いたことがある。
戦後すぐの頃、皇居の手前、何百メートルかで
天皇が乗った車がエンストしてしまった。
運転手は脂汗かいて四苦八苦するが、車は動かない。
すると天皇は、「もう見えてますから、歩きましょう」と歩きだした。
土下座をして天皇の後ろ姿を送る運転手。
歩き出して、天皇は侍従に
運転手に、自決しないようにと伝えてください と、そっと、頼んだ・・・
自分のために、命を絶つようなことはしないでほしい。
もう、誰も・・・
天皇って、日々、何をしているんだろう？？？
って、疑問に思うよね？？？
この動画の中に、なかなか見ることができない
神事の写真があります。
日々、日本国民の安泰のために神事に従事してらっしゃるのです。
動画の中に、
男系でないと皇位の継承とはならない
という説明が出ますが
これは決して男尊女卑な意味ではなく
ＤＮＡ的に、血族の継承にならないようです。
女性はあくまでも畑であり
蒔かれる種によって変わってしまうのだそうです。
（しょうがい児が生まれると、女性のせいにされがちですが
実は、種に原因があるのです）
昭和天皇も、皇后が続けて４女を産んだことで
側室を勧められたが断り
「皇位を継ぐ者は、秩父さんもおられれば、高松さんもおられる」
「心配しないように」と、皇后を励ましたという。
やさしいねぇ～～～
私は、右翼でも左翼でもないですが
日本の天皇ってすげえんだな
って、もうちょっと認識してもいいかもね
