惹かれるままに(日光その2) | 心に光を呼びます Padme★yuki

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誰の心にも、神様とのホットラインはあります。
いろんなもので隠れてしまってるだけです。
私でよければ、見つけるお手伝いをします。

 

 


東照宮宝物殿を出て、
大猷院(たいゆういん)へ向かう。
NHK大河ドラマにあわせて、
三代将軍家光の奥方・お江の方のご位牌をご公開中。
金箔の廟の奥に、真ん中に家光、
お江の方、家光の母と並んでいた。
合掌。
大猷院門
家康公の東照宮よりも豪華にしてはならない
との遺言で、なかなか渋いカンジ。でも、それがまた素敵。

屋根が低い・・・
ここを、ちょんまげの人たちも通ってたんだよなーと思うと、
感慨深い。

大猷院の隣に、二荒山(ふたあらやま)神社というのがある。
ここは、かなり古い神社らしい。
空海さんもここを訪れて感動したらしい・・・ということが
あとで行った喫茶店に書いてあった。
『日光』という名称も、空海さんがつけたんだね☆
その空海さん、お手植えの高野槇
空海お手植え槇

すごくパワーを感じた、古~~~い弁天様
弁財天 

ひっそりと隠れるように鎮座してた不動明王
おふどうさん 

新しめの祠よりも、ずっとずっとここにいて
多くの民の祈りを聞いてきた石像たちの方が、惹かれます。

二荒山神社を出たら、もう3時近い。
お昼もまだ食べずにいたので、
朝、タクシーの運転手さんに聞いていたお店へ向かうと・・・
休業日だった!!お~~~ぅ・・・

参道とは違う場所にあるので、
また参道に戻るのもおっくうだしなーと思ってたら
少し先に喫茶店があったので、そこに入る。
そこには
家康公のご遺訓を筆書きしたものを売っていた。

人の一生は、
重荷を負うて
遠き道を行くが如し、
急ぐべからず。
不自由を常と思えば
不足なし、
心に望み起らば
困窮したるときを
思い出すべし。

堪忍は無事長久の基、
怒りは敵と思え
勝つことばかり知りて、
負けることを知らざれば、
害その身に至る。
己を責めて
人を責めるな、
及ばざるは
過ぎたるより勝れり。


さすがだねー
まっことその通りでございます。
人生に必要なお言葉です。
今の時代に、とっても必要なお言葉だと思う。

バス停はすぐそこにあるけど、駅まで歩いて20分くらいとのことで
バスを待ってるあいだに駅についちゃうかな?と思って、歩きだす。
午前中の雨のおかげで、空気が清々しく、心地よい午後の太陽
木々の新緑も楽しみながら歩く・・・

(タクシーのおじちゃんが教えてくれた店に入ってたら、
 遺訓の全文も読めなかったし
 空海さんが日光をお気に入りだったこともわからなかったし、
 歩いて駅まで帰ることもなかったかも・・・
 でも、その店を目指して来たからこそ、
 この出会いがあったんだよね)

すると、気になる案内を見つけた。
お寺なんだけどね。
迷うことなく足がそっちへ向かう・・・
古い石像がたくさん並んでいるその中に、立て看板・・・
『空海自刻といわれる千手観音を祀ったお堂があります』
これは行かなくちゃ!!
けっこう疲れはピークなんだけど、
がんばって荒い石段をえっちらおっちら昇っていく。
そこには、本当に古びたお堂があった。
閉まってるけど、ご挨拶。
そのお堂の後ろに、けもの道が上へ続いている・・・
惹かれるままに登っていく・・・
けもの道

その先にあったのは
頂上 
新しめの鳥居と
向こうの木の根元に、とても古そうな石碑が二つ・・・
その石碑の一つは梵字なので読めなかったけど
もう一つは
『天照皇大神』
と書いてあった。
とてもとても気持ちの良い場所で、見晴らしも素晴らしく
しばし空気を楽しむ。

帰り際に
「お招きありがとうございました」
と、お礼を言うと
ぶわっ!と涙が溢れて、
ふぇ~~~ん!!と泣き出してまった(笑)
感謝
感謝
感謝
(後日、この場所がスゴイことに・・・
  次の記事でお読みください)


調べてあった、新宿駅直通のスペーシアの時間は
とっくに過ぎてしまっていたので
チンタラ帰ることになったけど
東武鉄道の浅草駅って、北千住駅なんだね・・・
なんだかよくわかんないまま乗ったら、
松戸駅・・・反対方向じゃん(笑)
新宿から小田急線ロマンスカーに乗ろうと思ったら
落雷でロマンスカー無し。
あらま。こっちは雷雨、すごかったのね。
歩き疲れて座りたいから、
各駅停車で帰りました。(めっちゃ時間かかった!!)