韓国の避妊薬CMと「韓国男子『つけない』説」の関係? | ゆうきの韓国スケッチブログ

ゆうきの韓国スケッチブログ

ソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。

長い間韓国社会ではの話題、特に女性の性の問題はタブー視されてきました。
しかし、最近になってどうやらその風潮が大きく変わりつつあるらしいということを感じる出来事がありました。
テレビで女性用避妊薬のCMが流されるようになったことです。

僕が見たのはこちらの二つ。

「あの日予報」




「はじめての避妊薬」




どちらも拍子抜けするほど、あくまでも明るく健全なトーンのCMです。

韓国も変わったなああああああ
と驚くと同時に、素直に感心してしまいました。


かつては「婚前交渉などとんでもない!」という考えが主流で、
特に女性の性の話題はひた隠しに封印されてきた韓国ですが、
そんなこといっても実際はみんなやることはやってたわけで、
むしろ正しい性や避妊法の知識がないために、傷つく人が多かったのは事実。

だからこういうイシューについてオープンに語れるようになったのは、
とても歓迎すべきことだと思います。


が、ひとつ気になることは


なんで女性向けの商品ばかりなのか?
ということ。

避妊は男女双方の責任なわけだし、実際生物学的な負担は女性の方が大きいわけだから、
男性用コンドームのCMも同様にすればいいと思うのだけど、今のところテレビなどでおおっぴらに広告されているのは見たことがありません(ひょっとしたらあるのかもしれませんが)。




で、これと関連してちょっと思い出したのが
「韓国男子『つけない』説」


彼らがあまり「つけたがらない」という伝説については、これまでオンライン・オフラインを問わず、さまざまな証言を得てきました。
親しい韓国人男子の友人にも尋ねてみましたが、「ん...あまり...」と言葉を濁していたところを見ると、どうやら彼も例外ではないようで...。

韓国人男子の名誉のために断っておくと、もちろん避妊について高い意識を持っている男性もたくさんいます。
しかし、いろんな話を総合すると「韓国男子『つけない』説」にはある一定の信憑性があるように思えてなりません。


最近流れているのが女性用の避妊薬CMばかりなのは
ひょっとしたらいくら言っても「つけたがらない」彼らに業を煮やした
女性たちが自衛に乗り出した結果なのでは...というのは考え過ぎでしょうか。
というか、考え過ぎであってほしいです。


僕は男性用コンドームのCMなんかも
アイドルを起用して同じように明るく撮ればいいと思います。


というか、なによりも
まずは韓国コンドームの質的向上
激しく望むものであります。