ついに完成♪バックアッパー98/Ⅲ!!
非常にお問い合わせの多かったバックアッパー98/Ⅲが今月末、販売開始となります。
ショア青物ゲームの究極系、9.8フィートながら、グリップ着脱式システムを採用した変態ロッド、バックアッパー98/Ⅲ。
最初に断っておきますが、持ち運びを重視する方、ロングレングスが好きな方にはバックアッパーのコンセプトは向きません。
足場がそこまで高くない地磯、沖磯等をメインに考えた設定です。
グリップ着脱式の9.8フィートですから仕舞寸法は224センチと長いです。
不便な点も多いですが、この設定だからこそ実現可能な世界がある事を知ってもらえたら嬉しいです。
簡単にテスト実績を紹介します。
強度試験にオフショアテストは最適です。
自分の船からキハダ、鮫でだいぶテストしました。
キハダは98/3ではMAX40キロまでを、98/4では58キロまでを複数キャッチしました。
鮫は100キロクラス多数釣りましたのでロングファイトになっても強度的にはバッチリ。
自分の船でも、海外でも大きなヒラマサは結構な数を釣り、色々テスト出来ました。
2ピースと違って90度角度の立てたファイトも可能なので(というかそれ前提で設計した)、ショア青物では大きな武器となります。
ショアGTも30キロクラスをキャッチしました。
カスミアジを狙っていたらGTのビッグヒット(笑)
98/3にPE3号で獲りましたが、正直余裕でしたし、竿もまだまだ余裕がありました。
お薦めはしませんが、98/3にPE4号入れれば、走らせて問題ない場所であれば50キロクラスのGTも普通に獲れる強度があると思います。
最高に楽しいショアカスミアジゲーム。
BIGカスミアジも楽々制御出来ました。
この釣り、本当に面白いです。
メインのショア青物ゲーム。
ヒラマサにブリ。
良くテストして良く釣りました。
性能、特徴に関して、受注書の商品説明文をそのまま引用してみます。
バックアッパー98/Ⅲ
ジャンプライズから従来の常識を覆す、グリップ着脱式ショア青物専用ロッドが発売されます。
グリップ着脱式9.8フィート設計、バックアッパー98Ⅲ。
従来のショア青物ロッドは持ち運びを重視するという理由から2ピース設計が当たり前でした。
2ピース設計は持ち運びには最適ですがデメリットもあります。
検証として、グリップ着脱式設計と2ピース設計で同じロッド構成を組み、強度比較をした結果、2ピース設計はグリップ着脱式設計よりも20%程度の破断強度の低下が起きてしまう事が分かりました。
簡単に言ってしまえばグリップ着脱式設計PE3号クラスのブランクス破断強度、操作性を出すのに、2ピース設計の場合だとPE5号クラスのブランクスが必要になってしまうと考えて頂ければ分かりやすいかと思います。
ショア青物ゲームはオフショアゲームよりも抜き上げ等、瞬間的衝撃に対する負荷が大きくなる為、オフショアロッドよりも更に強いロッド構成が必要だと私は考えます。
しかし2ピース設計である以上、物理的に不可能な話です。
私の辿り着いた結論は、持ち運びには間違いなく不便ですが、非常に折れにくいブランクス構成にグリップ着脱式システムを採用する事でオフショアロッドを凌ぐブランクス強度を出す事です。
9.8フィートでグリップ着脱式。
操作性抜群でありながら本当に強いロッドが完成しました。
98/Ⅲはルアーウエイト25~80g、PEライン2.5~4号対応のロッドですが、20キロクラスの負荷にも耐え抜ける強靭なブランクス設計である為、ドラグ11キロまでは常用する事が可能です。
テストでは国内のショア&オフショアからのヒラマサ、ブリだけでなくトカラ列島で30キロサイズのショアGT、オフショアでは40キロのキハダ、ニュージーランドでは20~25キロ級のヒラマサを複数キャッチした実績があります。
軽量感溢れ、ルアー操作性も抜群なPE3号クラスのロッドでありながらドラグ10キロ程度を常用出来てしまうロッドが完成しました。
持ち運びやレングスを重視する方にはバックアッパーは向きません。
ショア青物ゲームに本当に求められる本質を理解し、この性能が本当に必要だと感じる方に使っていただければ幸いです。
スペック
9.8フィートグリップ着脱式設計
ロッド重量 347g
適合ライン PE2.5~4号(MAX5号)
適合リーダー 50~80ポンド(MAX100ポンド)
適合ルアーウエイト 30~80g
ドラグ 推奨8キロ(MAX11キロ)
ガイド オールSic (10-10-10-10-12-16-25-40)
価格 63000円
マニアックな市場だと思いますので、300本しか製作しませんでした。もし必要だと思う方がいらっしゃいましたら使ってみてください。
十分なテスト実績がありますので、性能面は保証します(笑)
宜しくお願い致します。