★先日
４時４５分起床
日の出前にお墓参りに行ってきました
一番乗りぃ～
年をとっても楽なようにと
すぐ近くに駐車場があり・・・
車椅子でも行けるようにと母が選んだ墓地です
自宅からも車で１５分・・・
お母さん ありがとう
とっても助かっています
なのに・・・
暑いから・・・
寒いから・・・
花粉が飛んでるから・・・
蚊に刺されるから・・・日焼けするから・・・
と超ご無沙汰してます
清掃道具一式
お花・お供え・ろうそく・線香ｅｔｃ
長袖・長ズボン・パーカー・軍手と
虫除け装備万端
怪しげな白髪のモンチッチ
お墓でなければ職務質問されそう・・・
職務質問と言えば
かって
学生時代の息子
モヒカンで深夜のドライブ
京都で職質受けたことがあったとさ・・・バカチンが！
実は我が家のお墓
分不相応に 二区画 あるんです
わが母上様・・・
死んでまで
お父さんと同じ墓には入りとうないわぁ～
と二区画購入
生きているうちに自分のお墓を
しかも旧姓で建ててしまったのです
行動力も経済力もあった勝気な母でしたので
家族全員・・・沈黙
生前はそのお墓に
母の
亡き末の弟のお骨の代わりに
弟の下駄を納めて
弔っていました
母は
晩年不運だった弟が哀れで可哀そうで
父よりも
一緒のお墓に入れたかったんだと思います
もちろん
じいやは母の深い胸の内など
今でも気づいていないと思います
私と妹だけの秘密です
母の死後
二区画だった墓地をひとつに整地し
墓碑も新しく ちゅう家 にリニュアール
今は母だけが眠っています
遺骨の一部は
故郷の清流と
晩年病弱で
行けなかった沖縄の海に散骨しました
⇒こちら
残された家族の便宜上
お墓を変えてしまいましたが
お墓の掃除をしながら
ごめんね
かあさんの思いどうりにならなくて・・・
といつも謝ってしまいます
私は
信仰のない
手を合わせる習慣のない家で育ちました
母の葬儀も
お別れの会・・・でした
宗教色も一切ありませんでした
母を亡くして
その死を受け入れることが出来なくて・・・
はじめて何かにすがりたいと思いました
宗教の本をいっぱい読みました
にわかには理解できないし
ちっとも癒されませんでした
一周忌
初めて
近くのお寺でお経をあげてもらいました
法名も位牌もない我が家に
ご住職は何も押しけがましいことも言わず
お母さんに会いたくなったら
思い出してあげてください
お母さんはすぐそばに来ていますよ
その言葉で癒され救われました
その後大切な人との別れがつづき
悲しみ、受け入れ
たどり着いたのが原始宗教の
シャーマニズムでした
千の風になって・・・
思い出してください
シャーマニズムを分かり易く歌ったものです
私にとって
この歌以上に
愛するものを失い悲しむ魂を
癒すものはありませんでした
お墓を前にして
私はとても清々しい気持ちになります
母はそこにはいません
一握りの白いカルシウムの塊があるだけ・・・
でもね
一番母を近くに感じられる場所なんです
なんか長いお話になってしまいました
そんなつもりじゃなかったんだけど・・・
お盆だからいいよね
ＭＥＭＯＲＹ
カリン
とあります
きっと
大切に可愛がられていたのでしょうね
カリンちゃんって
わんこかな？ にゃんこかな？