湿潤療法の凄さ②〜赤ちゃんに火傷をさせた〜
これは、私と息子が経験した
モイストヒーリング体験談です
前回のお話↓
『湿潤療法』という言葉を見つけて、私はハッとしました。
そういえば看護系の友達が、傷を乾かさない新しい治療法が出てきたと話していたことがあったからです。
今、私は息子にしてあげられることは全てしないと後悔する!
と思い、家から近い湿潤療法をやってくれる皮膚科を大急ぎで調べました。
あった。
まずは赤ちゃんを診てもらえるか電話をしました。
「湿潤療法をやってると見たんですが…」
と尋ねると、
「とにかく先生に見せてもらわないことには分からないですが、湿潤療法を行なっています。」
とのことで、朝に火傷をしてまだ午前中だったのもあり、
大急ぎで隣の隣町まで車を走らせました。
見つけた皮膚科の先生はどうやら厳しいらしい
でも、そんなことは気にもならず
藁にもすがる思いで受診しました。
火傷を冷やした後、夫に報告するために震える手で撮った写真。ブレから、当時の焦りを思い出します。
そこの皮膚科もかなり混んでいました。
人気のクリニックです。
順番がなかなか来なかったのですが、
2度目なので落ち着いて待ちました。
やっと順番が来て先生と話しました。
「ストーブで火傷させてしまって…違う皮膚科行ったんですけど、跡が残るって言われて
ここは湿潤療法やってると知って来ました。」
こんなことを言った気がします。
『それ(包帯)、取って。』
先生はつんけんした言い方でしたが、リサーチ済みだったので、問題なし。
前の病院の処置のまま行ったこっちが悪いと思いながら、包帯やガーゼを急いで取って、洗ってもらいました。
先生はまず写真を撮りました。
そして、火傷を虫眼鏡みたいなやつでじっくり見ていました。
ゆったりした時間が流れます。
その間無言
『ここの白くなっている部分は、少し深い火傷。でも、分からなくなるくらいまで治るよ。』
『ズイコウパッド切って!』と看護師さんに指示
『液が出てくるから、プロペト塗ったコレで押さえて。その上からシートを貼る。』
『お風呂では剥がして、水で流して。湯船も入っていい。最後に綺麗な水で流して、また同じように貼って。』
『2日後見せに来て。』
『何か聞きたいことは?』
「ないです。ありがとうございました。」
確かにクチコミ通り厳しい感じの先生でしたが、丁寧に診てくれたのと、
指示が的確で、
無駄がないのでビックリしました。
その③へ続く