※卵は本当に良い食材と思いますが、脂質異常症の方は医師の指示に従って摂取してください。
つづき
WelQ(ウェルク)より
引用
![3](https://emoji.ameba.jp/img/user/ao/ao-maro/638106.gif)
![卵2](https://stat.ameba.jp/user_images/20161112/19/yuki194/50/da/j/t02200165_0450033713796191935.jpg?caw=800)
コレステロールと一言で言いますが、コレステロールとは一体何なのでしょうか。なんとなく体に悪いものというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は体にとっては欠かせない要素でもあるのです。コレステロールについて正しく知り、適切な管理ができるようになると良いでしょう。
LDLコレステロールとは悪玉コレステロールのこと
LDLコレステロールとは、いわゆる悪玉コレステロールのことです。体内のLDLコレステロールが増えすぎると、動脈硬化の原因となると言われています。LDLコレステロールは、血管内にコレステロールをため込みます。これによって、動脈硬化が起こり、ある日突然脳梗塞や心筋梗塞のような命にかかわる症状を引き起こしてしまうことがあるのです。
動脈硬化の恐ろしいところは、それ自体に自覚症状がないことです。一回発症したら命を落とすような病気を引き起こすにも関わらず、それにつながる動脈硬化が発生していることについて、まったく気が付かなかったという人も少なくないのです。LDLコレステロールを減らしておくことで、こうした動脈硬化のリスクを下げることができます。
HDLコレステロールとは善玉コレステロールのこと
HDLコレステロールとは、善玉コレステロールのことです。HDLコレステロールは、LDLコレステロールとは逆に、動脈硬化を防ぐ役割があると言われています。LDLコレステロールが血管の壁に蓄積させたコレステロールを、排出させるのがHDLコレステロールの役割だとされています。
総コレステロールの値が高くなくても、HDLコレステロールの値が低いと動脈硬化を起こしやすいと言われています。逆に、総コレステロールの値が高くても、HDLコレステロールの値が高く、LDLコレステロールの値が低い場合にはあまり心配する必要はないとされています。
毎日肝臓で作られている
コレステロールというと体に悪いものというイメージが強いかもしれませんが、実は体にとっては絶対に必要なものなのです。コレステロールは毎日肝臓で作られていて、体内にあるコレステロールの7~8割程度は体内で作られたものであると言います。食品から摂取するコレステロールは、残りの部分となります。
コレステロールの値を下げるためには、食品からの摂取を控えると同時に、肝機能を正常に働かせ、コレステロールの調整機能を適切に稼働させることが必要になります。
つづく