脳が冴えてしまい、今夜も眠れそうにない。
また交感神経が緊張してるんだ。
昨夜もたしかこの時間まで起きていた。
去年は元旦から誘眠剤を二分の1に減らし、それで眠りに付くことができていた。
今年はそのまた半分の4分の1錠に減らしてみようと去年の初めに決めていた。
どうしても減らしていき、最後は元の時と同じように薬を飲まなくても眠れるようになりたかった。
元の体に戻さなくては。
これも全てが今までの不摂生と時間のズレが自律神経を大きく狂わせてしまった原因だった。
今更ながら思うことは自分の体は自分で管理して守るべき。
昔の話だけど。
精神も肉体もボロボロになって体を壊したとき日に日に痩せていき、39キロまで落ちた。
あと2.3キロ痩せてたら今頃は御愁傷様になるところだった。
おにぎり1個を一時間もかかってそれでも最後はお茶で無理やり流し込んだ。
生きなければ、今死んでたまるか!
今は亡き母が握ってくれたおにぎりを必死で食べた。
何か食欲のでるものをと考えて作ってくれたのが昔ながらの昭和時代の小麦粉入りのカレーだった。
味がついていないカレーに入れる調味料は塩と出汁だけ。
だけど家庭の味、母の味に助けられた。
おにぎり1個をやっとのことで食べていたのが嘘のように一皿ペロリと平らげてお代わりをした。
あのカレーの味は一生忘れない。
誰にも作れない懐かしい母の味。
何も言わないでワタシを見ている母の夢をときどきみることがある。