小学校の卒業式を控えて

卒業生の保護者を招待する「感謝の会」に参加させてもらい
子供から保護者宛に書かれた手紙を貰いました
 
感謝の会が終わり、家に帰宅して
子供から渡された手紙を開けてみました
 
[お母さんへ]
 
ぼくは、お母さんに、この6年間
たくさんめいわくをかけてきました。
特に6年生の夏から、
ぼくは学校に行かなくなる日が増えてきて、
冬になると学校へ行かない日がほとんどでした。
 
それでもお母さんは、いつもやさしくしてくれて、
学校に行きなさいとは一回も言いませんでした。
 
これからはちゃんと毎日学校に行って、
友達もたくさん増やして、
楽しい中学校生活をすごします。
これからもたくさん親孝行をして、
立ぱな大人になります。
いままで本当にありがとうございました。
 
平成二十六年三月二十日
〇〇より
 
 
 
子供が学校へ行かなくなって
母親として、普通に苦しかったけど
苦しいのは、私よりも
本人の方がもっと辛いと思って
 
家の中では努めて明るく振る舞うようにしてたけど
 
そんな母親の気持ちは、子供は分かってて
子供もいい子になろうとしてたんだな。。。
 
いい子でいようとするのも
時には苦しかったりする
かと言って、乱れた感情をそのまま出したら
相手を傷付ける
 
だったら、どうすればいい?
 
大事なのは、相手の気持ちを理解しようとする
努力なのかな
 
 
子供が、どんな気持ちで、この手紙を書いたのかを
 
真剣に、母親として考えてみること
一生懸命に、考えること
 
そうした努力を積み重ねた先に
答えに辿り着けるのかもしれない