夫さんは、どんな方ですか?
話を十分に聞いてくれますか?
その話に共感してくれますか?
それとも、あなたが話をし始めると、
「で、何が言いたいんだ?」
「要するになんだ?」
「それはこうすればいいじゃないか!」などと解決策をすぐにアドバイスしたりしますか?
では、もし、そんな対応をされたとすると、どのように感じるでしょうか?
きっとイライラするのではないですか?
それがもとで、喧嘩になり、口もきかない日が何日も続き・・・
そのような体験をされている方もいらっしゃるかもしれません。
というか、そちらの方がきっと多いのではないかと思います。
では、なぜ、そのようなことになってしまうのでしょう?
「結婚した当時は、あんなにやさしかったのに?」
その原因は、きっと男女の違いによるもの!
男性と女性のコミュニケーションのあり方が、もともと違うのです。
そのために、どうしてもぶつかり合ってしまうことが多くなるというわけです。
では、どうしたらいいでしょう?
お互いに、その違いについて学ぶ必要があるのかもしれません。
例えば、女性はただ話を聞いてほしいことが多いようですが、男性は解決策を求められていると感じる場合が多いようです。
女性は単に話を聞いてほしくて共感してほしいだけなのに、男性は「あーすれば、こーすれば・・・」とアドバイスをしてしまう。
その対応が女性には、カチンときてしまったりするようですが、そんな経験はありませんか?
また、男性も・・・
幸い、我が家の奥様は、感情が穏やかというか、あまりイライラしたりしません。
しかし、どちらかというと女性の方って、感覚が繊細な分、イライラすることも多いかもしれませんね。
ちょっとしたことでイライラし、それを仕事帰りの夫さんにぶつけると・・・
そして、それが何度も続くと・・・
帰宅不能症候群なんてことになってしまう夫さんもいるんだそうです。
それは、子どもに多大な影響を及ぼす可能性があるかもしれません。
子どもの学業不振の根本原因も、夫婦の関係からくる場合もあるようです。
そのような意味でも、夫婦は仲良くあった方がいいと思います。
夫婦が仲良くあって、子どもが、その後ろ姿を見て、「家族っていいな」と思えるようになって欲しい。
そのためにもお互いがその違いを学ぶ必要があるのかもしれません。
その点で、以前、とってもおもしろい本を読みました。
花まる学習会・代表の高濱正伸さんの書かれた本です。
そのタイトルは?
このタイトル、夫の立場の方が見たら「バカにしてんのか?」と思うかもしれません。
しかし、高濱さんは、年間100回も講演をされているらしく、妻の立場の方にその話をすると妙に納得されることが多いんだとか。
では、「夫は犬だと思えばいい」という言葉の真意は?
男性は、人間と犬が違うように、女性とは全く違う生き物だということ。
だから、犬と接するように、夫と向き合う必要があると高濱さんは主張します。
犬は、ちゃんとご飯を毎回あげて、散歩もしていると主人に対して忠誠をつくします。
同じように夫さんも・・・
今回の本、とてもおもしろいです。
最近、夫さんとうまくいっていないと感じているお母さんに特にお勧めです。