●アドラー心理学ブームにモノ申す! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

きょうは、ちょっと辛口です!


辛口の意見をご覧になって、不快に思われる方はスル―していただけますか?


さて、いま、アドラー心理学がブームになっています。


書店に行くと「アドラー心理学」を標榜する本がたくさん出ています。


でも・・・


そのような本の何冊かを実際に購入して読んでみましたが、「ちょっと・・・」と思う本もいくつかありました。


例えば、


◎ライターさんがアドラー心理学についてまとめて、それを本にしたモノとか・・・


◎コミュニケーションに関する本で、帯にアドラー心理学がうたわれていたので読んでみると「この人、アドラー心理学を本当に知ってる?」と思わせる本とか・・・


具体的な言及は避けますが、コミュニケーション技法に関する本で、帯に「たった一分でアドラー心理学が体感できる」と書かれた本があります。


少し前にその本を読んだのですが、かなりがっかりしたというか、アドラー心理学という言葉を入れていること自体に怒りを覚えました。


アドラー心理学の思想や技法の一部を取り入れて、その著者が学ぶコミュニケーションスキルの説明をしているのですが、著者はおそらく、野田先生などが行われているアドラー心理学の基礎講座等にも参加したことがないだろうと推測される内容でした。


それでも「アドラー心理学が体感できる?」?


コミュニケーション技法という観点では、すごく気づきもあってよい本なのですが、「アドラー心理学」をうたっているため、その観点で読むと底の浅さに辟易します。


それで思いました。


「アドラー心理学をうたわなければいい本なのに!」


アドラー心理学が多くの人に伝わる機会となるのはいいと思うのですが、商業的な意味でそれが偏った形で伝わるのはいかがなものかと思います。


似たような点について、野田先生もご自身のブログで警鐘を鳴らしておられますね。


それはいいとして・・・


アドラー心理学とは何たるか、適切な形で伝わることを望みます。


それで・・・


ぜひともアドラー心理学とはどんなものなのか、お知りになりたいでしょうか?


そんな方のために・・・


今月も野田先生の講演がアップされています。


今月は、


◎しつけ:子どもたちに伝えたいこと


◎アドラー心理学基礎講座1章、2章


これらの音声がアップされていますので、特にアドラー心理学ってどんなものなのかが気になる方は、お聴きになることをお勧めいたします。


特に後者の音声は聴いておくといいのではと思います。