「子供さんは将来、どんな人に育って欲しいですか?」
そう聞かれたら、どのように答えますか?
パセージ的には、
自立して、社会に調和して暮らせる人
というのが答えだと思いますが・・・
人それぞれ、いろいろな答えがあると思います。
とはいえ、その辺は、あまり異論はないのではないかと思います。
それに加えて、自分で考えて行動できる子に育って欲しいと思うなら・・・
そんな子に育てるためにできることとは?
それは、極力、指示、命令を使わないことは大切かもしれません。
そして事実のみを伝える。
昨日届いた「子育てサプリ」は次のようなものでした。
「子育てサプリ」は、木下晴弘さんが発行しているメルマガ。
ちなみに木下さんは感動という手法で子どもたちの心を動かすことによって灘中・灘高などの難関校に子供たちを数多く送りこんだ元カリスマ塾講師でしたね。
【本日のメッセージ】
命令形を使わずに、事実のみを伝えてみよう!
【解説】
●「ごはんを食べなさい」
↓
「ごはんができたわよ」
●「辞書をひきなさい」
↓
「辞書が必要ならここにおいておくよ」
●「今日は暑いから、帽子をかぶっていきなさい」
↓
「今日は暑くなるそうだよ」
●「早く起きなさい」
↓
「7時になったよ」
つまりあなたの考えを押し付けるのではなく、相手に判断を委ねるのです。お子様は自分で考えて行動する子になると思いますよ!
昨日届いた「子育てサプリ」はこんなものでした。
いかがでしょう?
命令形は使わないで、事実だけを伝える。
日頃、公共の場やお店などで子供とお母さんの関係を見ていると、どちらかというとお母さんが、子供に対して指示・命令している光景を多く見るような気がします。
「早くしなさい」
「ちゃんとしなさい」
「靴をはきなさい」
「あれしなさい、これしなさい」
もし、いつも指示・命令されていたら・・・
自分で考えて行動できる子には育たないかも。
いわゆる指示待ち人間になってしまっては困りますね。
だからこそ、木下さんが書いているように指示や命令を避けて、事実だけを述べる。
それが大きな意味を持つのかもしれません。
そして子供に判断をゆだねると・・・
確かに子供は、自分で考えるようになるでしょう。
それに加えて、質問を投げかけてあげるのもよさそうです。
質問は思考を促します。
そして質問をして子供が自分で答えを出せるように導いてあげる。
ただ、何の脈絡もなく、いきなり質問をすると反発される可能性もあるような気がします。
特に思春期を過ぎた子は!
そんな場合は、質問の意図を伝える必要があるかもしれません。
具体的には?
機会があれば、記事にします。
どちらにせよ、指示・命令は避けた方がよさそうです。
(この記事は、過去の記事を加筆・修正して投稿しました)