●私は虐待をしたことがあります! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

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勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

虐待をしたことはありませんか?


おそらくあなたは、


「虐待なんかしていません!」


ときっぱりおっしゃることでしょう。


でも・・・・・


案外、多くの方が虐待をしている可能性が!


そういう私も・・・・・


だからと言って児童相談所に通報なんかしないでくださいね。


虐待と言っても子供や配偶者に対するものではありません。


自分に対する虐待です。


例えば、こんな口癖はありませんか?


1 私ってダメなヤツ(最低、最悪etc
2 私には、いいところなんて1つもない。
3 私は、何もできない。
4 私って、まるでバカ(頭が悪い)。
5 私って、まぬけ(ドジ、のろまetc

だから、どうせ何をやってもうまくできるわけない。
6 バカみたいに思われるから、私は何もいわないでほうがいい。
7 私って、全然カッコ悪い。
8 自分なんて、嫌いだ。
9 私はだれにも愛されていない。私ってかわいそう。
10
 私なんか、生きててもしょうがない。

死んだほうがいいんだ。
11
 私には、酒(あるいはタバコetc)さえあればいいんだ。

あとは、どうでもいい。
12
 すべて○○(例えばアイツ)が悪いんだ。

いつか仕返ししてやる。


案外、何か失敗したときなどに、これらの言葉が自分の頭の中を駆け巡ることがあるかもしれません。


それを内言とかセルフトークと言います。


だれでも少なからず、そんなセルフトークをすることがありますね。


では、もし、これらのことを自分ではなく、子供や配偶者、もしくは会社の部下などに言っているとするとどうなるでしょう?


「おまえはダメなやつ!」


「おまえはいい所なんて1つもない!」


もし、これらのことを子供に対して言っていると子供のセルフイメージを低めてしまうでしょう。


そしてもし、そんなことを大人に対して言うと、けんかになってしまう可能性も。


それと同じことを自分に対してやっているわけです。


実はこの記事、「アドラー心理学への招待」という本も訳された岡野守也さんのブログからヒントを得ました。


上記の12の口癖は、岡野さんのブログから拝借させていただいたものです。


上記のようなセルフトークは、一種の虐待であると岡野さんは述べます。


そして次のように促しています。


「自己虐待も虐待です。虐待は人権侵害です。たとえ自分のであっても、人権侵害はしてはいけないんです。人権を侵害するのは、やめましょう!」


自己虐待もりっぱな虐待?


しかもそれが人権侵害であるとしたら・・・


断固たる虐待防止対策、人権侵害対策が必要ですね!


どんなことができるでしょう?


例えば、自分の中のマイナスのセルフトークに気付いて、それを別の言葉に置き換えたりすることも対策として有効かもしれません。


具体的には、「自分ってダメなやつ、って思ったけど、こんないい部分もあるよね!」とプラスの面に意識を向けるとか、


論理療法的に「自分ってダメなやつ! でも、すべての面でダメなのだろうか?」と考えてみるとか。


そもそも「自分はダメ」という表現は、「ダメな部分もある」という事実に対する誇張した表現ですね。(誇大視


すべての面でダメな人なんて、一人もいないはずです。


さらに、自分をどんどんほめてあげるなんていうのもよさそうです。


勇気づけを学んでいると「子供を褒めちゃいけない」なんて学びますが、自分に対してはOKです。


「私って最高!」「私って素敵!」「私はカッコイイ!」


それを続けていくと、自分だけでなく子どもの良い点も見えてくるかも!


ちょっと試してみませんか?