あれは去年の9月の半ばのこと。
私はそれを聞いて衝撃を受けました。
それとは?
正の注目の仕方についてです。
アドラー心理学の子育て講座スマイルを学んだとき、はじめて正の注目について学びました。
正の注目とは、子どもが親御さんにとって適切と思える行動をした時に、その行動に注目し、「よくできたね」とか「助かったわ」などと言葉をかけることと思っていました。
しかし、違うらしいのです。
それを知ったのは、去年9月に神戸でアドラー心理学カウンセリング練成講座に参加したときのことでした。
3日間の講座だったのですが、当然お泊りで、アドラー心理学の諸先輩たちと相部屋でいろいろとお話しを伺いました。
あれは確か2日目の夜、先輩方といろいろ話していると、富山県の教育関係の仕事をされている方が、私に聞いてきました。
「正の注目の具体的なやり方って知ってますか?」
そう聞かれた私は
「具体的なやり方と言われてもわかりませんが、・・・何ですか?」
と答えました。
するとその方の回答はこのようなもの。
「正の注目とは陽性感情(プラスの感情)が出ているときに子どもに注目すること。そして負の注目とは陰性感情(マイナスの感情)が出ているときに子どもに注目すること」
それを聞いて私は驚愕しました。
スマイルを学んだときに、そんなこと聞いたこともなかったからです。
(もしかして聞き逃しているのかもしれません)
それによってアドラー心理学の奥深さを知り、そしてパセージにも興味をもちました。
そして、たまたまその翌日、神戸の講座でお会いし、その後東京での講座でご一緒させていただいた清野さんに水戸でパセージを開催して下さるようにお願いしたのです。
でもって、先週の土曜日のプチパセージ
。
ほんと、ワクワクしました。
ちなみに、その際、パセージのテキストを譲っていただいたのですが、家に帰り、ワクワクしながらテキストをめくると「正の注目と負の注目」の文字を発見。
そこをむさぼるように読んでみると、富山の先輩がおっしゃっていたこと、そのままのことがテキストに書かれていました。
「やっぱり!」
それに加えて、パセージのテキストを読んでみたのですが、知らないことも結構あって、勉強になるわ、なるわ。
ただ、テキストを読むのと実際に講座を受けるのとでは、大きな違いがあると思います。
だからこそ、ぜひとも講座を水戸で行いたいと思っています。
そして、もし、お子さんをお持ちのお母さんがパセージを受講し、それを生活の中で実践すると子どもとの関係が大きく変わるでしょう。
具体的には、アドラー心理学では「課題の分離」といって、それが誰の課題なのかを分けて考えることを学びます。
例えば、親であれば子どもに勉強してほしいと思うはず。
でも、いくら子どもに「勉強しなさい」と言っても子どもは勉強しないかもしれません。
実は、子どもに勉強してほしいのは、親の課題であって、子どもの課題ではありません。
おそらく、子どももその辺の事情をかぎ分けるのだろうと思います。
そんな場合、どうしたらいいでしょう?
アドラー心理学には、そのような場合の具体的な答えがあります。
そして、子育てが楽しくなる考えやスキルの宝箱でもあります。
もし、子育ての目標をしっかり持たれていて、子どもの人格と親の人格をしっかり分けて考えられるような方は、パセージは必要ないかもしれません。
しかし、2人の子どものどちらかにつらくあたってしまうとか、不登校などの問題を抱えている方がパセージを受講されると、何らかの光が見えてくるのではないかと思います。
さて、2月から水戸でパセージを行います。
あと3人、2人まででしたら枠があります。
日程は、2月2,9,16,23
3月2,16、23,30
初日だけ9時15分から、それ以外は9時30分から
費用は23、000円
場所は、水戸市内の施設
詳しいことは、
h_kitasan★nyc.odn.ne.jp(★を@に変えてください)
今週中に北岡までメールください!