人はどんな信念を持つかで人生が左右されます。
そう考えると適切な信念を持つことは大切ですね。
では、どのような信念を子どもさんにもって欲しいですか?
そして子どもが適切な信念を培うために親御さんにできることは?
きのう、水戸ではじめてアドラー心理学の子育て講座パセージの体験版、プチパセージを行いました。
行ったといっても、私は場所の確保とそこに参加しただけなんですが、私も含めて9名の方が参加いただきました。
講座を担当して下さったのは、千葉からはるばる来ていただいた清野さん。
講座は自己紹介から始まります。
なんと埼玉や福島など県外からも参加して下さった方がいらっしゃいました。本当にありがたいことです。
それぞれの自己紹介が終わり、まず、最初に考えたのが子育ての目標について。
リーダーの清野さんは、それぞれの参加者に子育ての目標について尋ねます。
そして一人一人、子どもがどのように育って欲しいか答えると・・・
いろいろな答えがありました。
それを踏まえて、アドラー心理学的な子育ての目標について清野さんが説明して下さいました。
それには、2つの目標があって、ひとつが「行動面の目標」と「心理面の目標」があるというのです。
行動面の目標とは?
「自立して社会と調和して暮らせる」というもの。
そして心理面の目標とは、
①自分には能力がある
②人々は仲間だ
という適切な信念(ビリーフ)を培えるようにすること。
冒頭でも述べたように、どのような信念を持って生きるかはとても大切で、それは人生を左右しかねません。
そして一度出来上がった信念は、なかなか変わりません。
だからこそ、子どもに適切な信念を育ててあげたいものですね。
もし、「自分さえよければいい」という信念を子どもが持っていたとしたら、きっと痛い目にあうことでその信念を修正しなければならないかもしれません。
また、「自分はダメな人間だ」、そんな信念を持っていたら、その子はせっかくの能力も発揮できないでしょう。
そして、いつも理不尽な扱いを受けたり、罰を受けている子は「人々は敵だ」、そんな信念を育ててしまうかもしれません。
すると社会全体に対してその見方を拡大し、非行に走ったり、犯罪に手を染めたりなんてこともありえるわけです。
そう考えると、子どもが小さなときから、子育ての目標を意識して子どもと接した方が、子どもが適切な信念を培う上で役にたつと思うのですがいかがでしょう?
それは、カーナビに目的地を入れておくと、目的地に向けた道を示してくれるようなものかもしれません。
目的地を入力しておくと、回り道をしても再び正しい方向に導いてくれますね。
しかし、せっかくナビがあっても、目的地を入力しないとガイドしてくれません。
そのような意味でも、目標をもつって大切だと思います。
さて、昨日のプチパは、本番のパセージへの期待を高めてくれました。
パセージは奥が深そうです。
ちなみに、私はパセージのテキストを清野さんから譲ってもらいました。
それを読んでみたのですが、やっぱりパセージって奥が深そう。
ますます期待が高まりました。
ところで2月2日(土)から水戸でパセージを受講することができます。
あと3名の方が参加されると確実に開催することができるのですが、参加を希望される方はいらっしゃらないでしょうか?
2月2日(土)、からの毎週土曜日、9時半から12時。
場所は水戸市内の公共施設。
費用はテキスト代込みで23000円
一緒に子どもに「適切な信念」を育ててあげるために学んでみませんか?
関心のある方は、1月26日までに
h_kitasan★nyc.odn.ne.jp(★を@に変えてください)
まで、メールでご連絡ください。
お待ちしています。