以前の「子育てサプリ」がとっても良かったので、ご紹介します。
子育てサプリは、何度も紹介している元灘中・灘高はじめ難関校へ生徒を数多く合格させ生徒と保護者から絶大な支持を受けたカリスマ講師の木下晴弘さんの経営するアビリティトレーニングから毎日出されているメルマガです。
そのメルマガはこれです。
【本日のメッセージ】
お子様はあなたの言葉でつくられる。
【解説】
「いつもトイレをきれいに使ってくれてありがとう!」と書かれている貼り紙を見かけませんか?
JR九州で効果が実証され全国に広まったとか。
人は「あなたは優しい人ですね」と言われると優しく振る舞っていく傾向があるのです。
今そうでなくてもお子様に素晴らしい称号を与えてみましょう。
お読みになって、どう思われましたか?
よくトイレで、「いつもトイレをきれいに使ってくれてありがとう」という貼り紙をみますよね。
それがJR九州で効果が実証されたということ自体を知りませんでした。
そしてそれが、全国的に広まったようです。
それによって、トイレをきれいに使ってもらえるようになったからです。
ちょっとした言葉の使い方で、人の行動は変わるというよい事例ですね。
ちなみに、それまでは、「あなたのマナーが問われています」というようなものだったんだそうです。
しかし、表現方法を変えて感謝の先渡しを行った!
それによって変化が起こったのです。
この事例は、子供に日ごろからどんな言葉をかけるか、その大事さにも通じると思いました。
ある意味、お母さんが日ごろ子供にかける言葉は、植物にとっての水のようなもの!
何度もご紹介していると思いますが、アドラーの弟子であるドライカースはこのように述べました。
「植物に水が必要なように、子どもは絶えず勇気づけを求めています。勇気づけがなくては、成長することも、所属感を持つこともできません」
もし、植物に海水を注いだら、それは枯れてしまいます。
植物には、海水ではなく水が必要です。
子供も海水のように塩辛さを含んだものではなく、何も含まないきれいな水を必要としているんだと思います。
それは成長を促す言葉、元気が出る言葉、子どもの自己肯定感を高める言葉です。
塩辛いものは植物を枯らすことはあっても、植物に肯定的に働くことはありません。
きれいな水を与えることで、植物が育つように、子どもも、その自己肯定感は高まり、やる気をださせ、かけた言葉通りの子に育つのかもしれません。
その面で、どんどん肯定的な言葉の水を注いであげるのはいいことですね!
ただ、評価を含む褒めの言葉は、マイナスになる可能性があります!
それは、いわば、海水を含んだ水のようなもの。
注いであげて欲しいのは純粋な水、つまり勇気づけです。
勇気づけは、子どものやる気や元気を引き出します。
「子育てサプリ」より
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