●相手を思う気持ちがあれば、テクニックはいらない? | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?

双子の美容師ゆうさんのメルマガから

こんな話をご紹介します。

============ここから!


頑固オヤジの話をしますね。

頑固オヤジは

ある飲食店のオーナーです。

この頑固オヤジは人の話しは聴かない。

頭ごなしに怒鳴りつける。

言い出したらきかない。

とにかく頑固なんです。

でも若いスタッフは頑固オヤジのことを慕っているんですね。

どうしてだと思います?

コーチングスキルとしてお伝えしたような

傾聴とか承認とか一切しないんですよ。

どうして若いスタッフは頑固オヤジを慕うんでしょうか。

その理由はこうなんです。

頑固オヤジは

店が退ける深夜になって家に帰るスタッフの姿を

必ず店の外に立って見送るんですね。

決して声には出さないけれど

「気をつけて帰れよ。無事に帰れよ」

って、心で強く願いながら姿が見えなくなるまで見送る。

次の日、スタッフが出勤してくると

態度はぶっきらぼうだけど

「今日もいい顔してるな。よく来たな」

って、強く心で感謝するんですって。

相手のことを心から思う気持ちがあれば

極論を言うと

テクニックなんて必要ないんですね。

頑固オヤジの話はそんなことを私に教えてくれました。

~~~


出典
「3年後なりたい自分になれるドリームマップ」
秋田稲美著、大和書房より

===========ここまで!


これを読んで、相手に対する思いって大切だなと思いました。


きっと、この頑固おやじ、心からスタッフのことを大切と考えているんでしょうね。


「お前たちのことは大事に思っているよ」


案外、そんな思いは非言語のメッセージとして伝わるものです。


だから頑固おやじは、スタッフを怒鳴ったとしても慕われる。


例えば、「ばか」という言葉でも、それを言う雰囲気や環境によっては、力をもらえたりします。


もちろんそこには、信頼関係の太いパイプが通っている必要がありますね。


でも、それさえあれば、少しくらい叱ったり、どなったりしても人間関係は壊れない。


多分、それはある意味、親と子の関係でも同じかもしれませんね。


とはいえ、アドラー心理学的にも叱ったり、どなったりはあまりお勧めできません。


かえって子どもの話しは、十分に聞いてあげて、ヨイだしで、勇気づけてあげたいものです。


やはり、いくら思いがあっても、それが伝わらないといけないので、テクニックも必要かも!


ちなみに紹介されている本の著者である秋田さんは、あるセミナーでご一緒させていただいたことがあります。


一緒にワークをさせていただいて、その温かなお人柄にほっとしたのを覚えています。


紹介されている本ももっていますが、タイトルの“ドリームマップ”は、とってもおもしろいですよ。


ドリームマップは、望月さんの宝地図のようなものなんですが、自分の夢や欲しいものをコルクボードに貼っていきます。


そして、それをつくる過程でコーチングのプロセスがあります。


ご興味のある方は、読んでみると参考になると思います。