●不安から抜け出す魔法の言葉? | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?



「車に(他)人を乗せちゃダメだよ。事故なんか起こしたら大変だから!」




免許をとりたての頃、そんなことをよく母から言われたのを覚えています。




その影響もあるのかもしれません。車を運転する時に、「事故をおこしたら・・・」という不安にかられる時があります。




私にとって、それは、出かけたり、何か行動をおこす時のストッパーになっている可能性があるようです。




振り返ってみると、私は子どもの頃から「~すると○○だから、~しちゃダメだよ」と言われていた記憶がある。これって案外、子どもに対して言いがちかもしれませんね。




例:「公園で、一人で遊んじゃダメよ。誘拐されちゃうから」




でも、それを言い続けると・・・




子どもは、何かをしようと思った時に、不安に駆られて行動できなくなる可能性があるように思います。




なぜなら、それは行動を、マイナスの結果と結び付けてイメージさせるから。




公園で遊ぶことと誘拐がリンクしてしまう。




人は、鮮明にイメージしたことと、現実を区別することができないんだそうです。




だからマイナスのイメージをもたせてしまう言葉は極力避けた方がいいような気がします。




逆に、「~すれば、こんないいことがあるから、~するといいよ」と肯定的に述べるほうがいいですね。




例:「公園では、何人かのお友達と遊ぼうね。その方が安全でしょ。」




さて、子どもの頃から「~すると、○○だからダメ」という言い方をされていると、大人になっても、その影響で不安体質になってしまう、なんてこともあり得るでしょう。




実際に、そういう方もいらっしゃるかもしれませんね。




ちなみに不安が生じた時、それを無理に抑えつけようとしたり、そこから眼をそむけようとすると、かえって不安は巨大化してしまうんだそうです。




だから、不安を感じた時、それを押さえつけてはいけないのですが・・・!




例えば、お母さんなら、お子さんのことで不安に感じることが、いろいろあるかもしれませんね。




「車にはねられたら・・・」




「勉強についていけなくなったら・・・」




「友達ができるだろうか?」




「いじめを受けていたりはしないだろうか?」




でも不安に駆られて、あれやこれや子どもの世話をやいてしまうと過干渉となって、子どもの生きる力を損なうことになる可能性もあります。




では、不安を感じるとき時、どうしたらいいでしょう?




先日、あさイチ(NHKの朝の情報番組)で、おもしろい特集をしていました。




それはまさしく、不安について!




そして不安を解消する、あるトレーニングが紹介されていました。一日15分行うことによって、不安で眠れない人が、寝付きが良くなるなど、驚くべき効果があったというんです。




そのトレーニングの方法をNHKのホームページから抜粋しようと思ったのですが、許可なく転載を禁じるということなので、アドレスを最後に貼っておきますね。




ちなみに私は、その部分をコピーしてワードに貼り、プリントアウトしました。




実際に試してみて、「いいかも」と思いました。




それと、そのトレーニングに加えて、不安から抜け出す魔法の言葉というものも紹介されていました。




どんなものかというと・・・




「こんな失敗ばかりして、私は本当にダメなんだ」




なんて言うことがあったとします。




そんな時に使えるのが、その魔法の言葉。




それは?




文章の最後に「・・・と思った」




を付けるというものです。




「こんな失敗ばかりして、私は本当にダメなんだ、と思った




「・・・と思った」をつけるだけでなんとなく、気持ちが軽くなるような気がしませんか?




効果の理由は、それまで不安に駆られて巻き込まれている自分を客観視できるようになるからです。不安解消のキーワードは、客観視。




詳しいことは、リンクから入ってご覧になってみてください。




http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/01/25/01.html




これって、おそらく不安だけでなく、怒りやイライラにも使えると思います。