●花火大会 | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?



今日もまた、双子の美容師ゆうさんのメルマガからの話をご紹介します。



ちょっと泣けるかも!

============ここから!



母子家庭だった我が家は、とても貧乏だった。

お金のかかるレジャーなんぞ勿論行けなかった。

そんな我が家の楽しみは、夏に行われる花火大会鑑賞。

母の手作り弁当を食べながら綺麗な花火を見てる時は至福の時間だった。

でも中学生になってから俺は、

友達と行く事を選び、

母とは全く行かなくなってしまい、

母と外出する事が全くなくなってしまった。

そんな自分も無事に高校を卒業し、就職も決まり、

少しは生活も楽になるなって明るい未来を想像してた。

初任給で何をプレゼントするか迷ったけど、浴衣と財布を買った。

の心は、久々に一緒に花火を見に行きたかったのと、

母にお小遣いをあげて自分のためのお金を持って欲しかったから。。。


だけど、今年の5月、心臓の血管にヒビが入り母は入院してしまった。


「花火大会が始まるまでには退院するからね」

って言ってたのに。

入院して10日程たった頃

血管が破裂し、あっけなく逝ってしまった。

看護婦さんから

「花火大会に行くのを本当に楽しみにされてたんですよ」

って言われた。


そして、「いつも財布を握って眠ってたんですよ」って言われた。

財布の中身を見ると、

汚い薄汚れた「肩たたき券」、「お掃除券」、「お買い物券」が入っていた。

俺はそれを見た途端、涙腺が壊れたってくらい泣いた。

誰の肩を叩けばいいんですか?

誰のために掃除すればいいんですか?

誰の代わりに買い物行けばいいんですか・・・

鍵っ子で、全くと言っていいほど、おもちゃも買ってもらえず

「寂しい思いをさせてゴメンね」

って、母からよく言われたけど、寂しいなんて一度も思いませんでした。

だけど、母ちゃんがいない今はとても寂しいです。

女手ひとつで育ててくれてさぞかし大変だったでしょう。

一度も「ありがとう」の言葉を言えなかったのが心残りです。

================ここまで!



いかがでしょう?



汚い薄汚れた「肩たたき券」、「お掃除券」、「お買い物券」が入っていたの部分を読んでグッときました。



いつかは親孝行をしたい思ってもその時には、親はいない。



そんな経験をしている方も多いことでしょう。



ちなみに私は父が苦手でした。



だからまともに話したこともありませんでした。



でも、いつかは、父がどんな人生を送ってきたのか、聞かないと、と思っていたら・・・


横断歩道を渡っていて車にひっかけられ、事故でアッという間に帰らぬ人に!



ちょっとだけ、後悔の念があります。



いろいろ話をしておけばよかったって!



おそらく、親と話すことによって、子供の頃の未完了が完了し、一歩、先に進める土台を据えることにもなる可能性があります。



もし、親御さんに対して苦手意識があったとしても、いろいろ話ができたらいいですね。



そうしたいと思った時に、親はいないということにならないうちに!