●子供のBeingをそのまま受け入れる! | ◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

◆「生まれてきてよかった」そんな実感を持てる子に育てるヒント!◆

勉強だけできても意味はない!

学習のコツや勉強する意味を一緒に考えると共に

勇気づけでお子さんの健全な心も育ててあげませんか?



Doing(行うこと)、Having(持ってるもの、できること)、

eing(あり方、存在そのもの)。




子供のBeingをそのまま受け入れてますか?




それに関して、双子の美容師ゆうさんのメルマガにこのような話がありました。




========ここから!


ある秀才の男の子がいた。

彼は成績がいいことばかりを褒められて育った。

つまりHavingばかり褒められて育ったのだ。

その結果、彼は


「いい成績を取らなければ自分には価値がない。

他人から評価されなければ自分には価値がない」


と思うようになった。

彼は大人になった今も、

人から評価されなければ安心できない。

そして出世競争に時間と労力を捧げるようになり、

自分の人生を楽しむことができなくなった。


また、ある女の子は、母親から

「積極的であってほしい。社交的であってほしい。

友だちをたくさん作ってほしい」


と期待されて育った。

しかし実際は内気な性格で、友だち付き合いが苦手だった。

一人か二人の、よほど気の合う子としか遊ばなかったし、しかも自分から遊びに誘うことはなかった。



なによりも、本を読むのが好きだった。

そんなわが子を見て母親は、


『あなたは、どうして積極的でないの?どうして友だちと遊ばないの?』と、いつもため息をついた。

つまり「友だちと遊ぼうとしない」という、その子のDoingを嘆いたのだった。

その結果、その子は「そのままの自分ではダメだ」と、思うようになって、自信を失っていった。

ところが、その子が高校生のとき、その子の母親の心が変わった。

その子の存在をそのまま受け入れるようになった。


『どんなときのあなたも愛しているよ。あなたがいてくれることが、お母さんの幸せなのよ』

というメッセージがその子に伝わり、その子の自尊心は満たされていった。

その子は自分らしさを愛せるようになり、大人になって小説を書くようになり、今は小説家としての人生も楽しんでいる。

子どもの自尊心は、いい成績を取って褒められたときに満たされるのではない。

悪い成績をとっても抱きしめられたときに満たされる。

『君はそのままで素晴らしい存在なんだ』

と、そのままの自分を受け入れられたときに自尊心は満たされる。

自分のDoingでもHavingでもなく、自分のBeingをそのまま無条件に受け入れられたときに、その子の自尊心は満たされる。

われわれの最大の価値は、取った行動や出した結果にあるのではなく、存在することにある。

これに本当に気づくとき、自尊心は満たされてゆく。


==========ここまで!

出典「3つの真実」野口嘉則著ビジネス社より







昨日の記事で、無条件のストロークを投げかけることが必要であることを述べました。



「~ができるから、あなたはOK」という条件付きのストロークではなく、「~ができる、できないに関係なく、あなたはOK」という無条件のストロークを子供に投げかけてあげることが必要です。



それは、何ができる、できないに関係なく、子供の存在自体を認めてあげる行為です。



そのような無条件のストロークを与えることが、子供の自己肯定感を高めてあげる秘訣であり、自己肯定感があるからこそ、行動をおこすこともできます。



無条件のストロークを与えることは、子供にガソリンをチャージすること。



そのような形で、ガソリンを補充してあげるのが、お母さんの仕事なのかもしれないですね。




そうすると子供さんは、どんどん行動する可能性が!




「勉強しなさい」「宿題しなさい」というよりもその方が早道かもしれませんね!



ぜひ、存在そのもの(Being)に対して無条件のストロークを与えてあげてください。



きっと精神的に健康なお子さんに育つと思いますよ。